ゲーム制作に関する記事のカテゴリ。
ドラクエIIのロンダルキアへの洞窟落とし穴フロアに隠された超攻略法
知識というものは、自分では広く知られているものだと思っても、実はそうではないものがあります。今日のものも、自分では今まで結構有名だと思っていたのに、もしかしたら意外と知っている人が少ないんじゃ? というもので、ちょっと知らない人に向けて書い...
ゲームのタイアップにおけるリスクについて考えてみる
現代において、ゲームオリジナルではない他の媒体のコンテンツ(マンガやアニメ、映画やテレビ番組等)を利用するゲーム(○○のゲーム化)というものは、珍しいものではありません。それこそファミコン初期のソフトにも『ポパイ』『グーニーズ』などそういっ...
昔、ゲーム音楽コンポーザーはハード技術者にも近かったという話
今日は先日の予告に沿う形で「現在のゲーム業界におけるとある変化が、ゲーム音楽に影響を及ぼすのではないか」ということを書こうとしたのですが、その前の前提として書いておかなくてはいけないことがあると思ったので、そちらを先に。 とりあえずこのエン...
ゲームにおける続編もののストーリージレンマ
ネットを巡回していたら、スラッシュドットjpに大変興味深い話題がありました。 ■ビデオゲームが真のエンディングを迎えるには、コケるしかない? - スラッシュドット・ジャパン これは、MMORPGの「Tabula Rasa」が、世界の終わりと...
クソゲーの生まれる原因のひとつは、ゲームにおいて完成の定義が定められないことではないか
『クソゲーオブザイヤー』というものがここ最近毎年家庭用ゲーム板で決められているようです。 ■参考:このソフトは危険? 「クソゲーオブザイヤー2008」がまとまる そして、これの今年および昨年までの候補作や受賞作を見てみたのですが、ここ最近わ...
ゲームのスタッフ名を非公表にすることで保たれるもの
最近は、ゲームでもそれに携わったスタッフの名前が出てくることは当たり前のようになっています。ただ、現在でもそのスタッフ名をあまりおおっぴらにしないところはあります(スタッフロールにはもちろん載りますが、ここで言うのは雑誌とかでのアピールとい...
PCやアーケードからコンシューマに移植する際、ウインドウ文字は何故変わるのか
空気を読まない中杜カズサの『ケータイ小説大賞の「あたし彼女」の文書形式は十分評価できると思う話』において、画面サイズの話から、ちょっとゲームのウインドウのことについて触れたので、ここで書いてみようと思います。
ゲーム開発においてスペック増大、人数必要、費用高騰しないと困る人ってのもいるのかもしれない
コーエーとテクモ関連が騒がしいですね。 ■コーエーとテクモ、経営統合の協議を開始 テクモはスクエニからのTOBには賛同せず これがどうなるかはこれからの動向を見ないとわかりませんが、一つ言えるのは、どちらにせよ、またソフトメーカーのメガカン...
バグ出しはプログラムの知識があったほうがいいよという話
このようなエントリーが。 ■ゲームのバグだしについて考える。 ■レースゲームでバグを出す話 私もだいぶ前ですが、バグチェックの仕事をしていたことがあるので、こういったものも懐かしい思い出です。このブログでも前から語っていますね。
ゲーム開発においては、名前が出ている人が必ずしも功労者や元凶であるとは限らないと思う話
前回『昔、ゲーム制作者がほとんど表に出ることの無かった理由』において、「ただ、ゲームという共同作業の場故に、それにまつわる問題も若干あったりしますが~」と書きましたが、今日はその問題について書いていこうと思います。
わかりやすいバグが実は一番危険という話
DSソフト『That'sQT(ザッツキューティ)』において、名前入力に“ユ”が無いというバグがあったそうです さて、なんでこんな誰もが最初に気づくような間違いが製品に残ってしまったのか、と、誰もが不思議がるかもしれません。ですが、私は経験上...
ゲームでよく発生するバグの種類について
最近、ゲームではたまに(よく?)出てくるバグ。これ、ひとくちに言ってもいろいろな種類のものがあるのですよね。一応大昔、ゲームデバッグのバイトもしていたことがあるのですが、その時の経験をふまえて(ついでに個人の趣味で少しだけプログラムもしてい...
ゲームソフトの延期が各所に及ぼす影響、というか迷惑
最近のゲーム業界では、コンシューマやPC問わず発売日が一度告知されたのに、後になってそれが伸ばされること、すなわち『発売延期』がよく行われます。ある意味当たり前のようになっていますね。しかしこの延期、たとえ数が多くなってきたといっても決して...
必要性と反比例するデバッグの価値、そしてその危険性
Pスーファミの名作アクション『海腹川背』から連なるシリーズのPSP版にバグが大量に出ており、ちょっとした騒ぎになっています。 初代はスーファミなのにラバーの動きを再現した素晴らしいものとして、根強いファンを集め、PSで続編も作られました(今...