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クラシックや童謡が使われているゲームミュージック

 
 最近、『TrustyBell ~ショパンの夢~』のサントラを聴いています。ああ、とうとうゲーム音楽にもクラシックが使われる時代になったか……ってちょっと待て。クラシック音楽って、だいぶ前からゲーム音楽として使われてなかったか?
 
 たしかに、こんなふうに生の音源をそのまま乗せられる形になったのはハードが性能を向上させた最近ですが、それ以前からそのハードの出せる音数や音色に合わせて色々アレンジされつつ使われたような気がするのですね。
 

 で、いくつか思い出しつつ検索をかけて調べていたら、ちょうど参考になるページを見つけました。
 

 ■参考・ゲーム音楽とクラシック音楽
   http://www.tech-land.gr.jp/thinkso/game/classic.html(リンク切れ)
 

 さて、ここに載っていたものと、他に自分の記憶で追加したものを書いてゆこうと思います。
 今回も音ゲー(『大合奏バンドブラザーズ』とか)などその曲自体が目的として使われたものはなしで。

 
 

コンシューマ(主にファミコン)

『マリオブラザーズ』(任天堂) 

 ゲーム開始の曲ががモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
  ※先発はアーケードだけど、任天堂だからこっちで

『デビルワールド』

 スタート音がチャイコフスキーの「くるみ割り人形」

『謎の村雨城』(任天堂)

 ベートーヴェンの「交響曲第9番」

『忍者ハットリくん』(ハドソン)

 ビゼーの「アルルの女」のメヌエット

『チャレンジャー』(ハドソン)

 1面でシューベルトの「軍隊行進曲」

『バイナリィランド』(ハドソン)

 エリック・サティ「おまえが欲しい」。ついでにステージクリア時にベートーヴェンの第九。

『TAO~道~』(バップ)

 最後に「かごめかごめ」
 

アーケード

『ペンゴ』(セガ)

 ステージ間に第九。実はステージ曲もテクノファンにはすぐ分かる有名曲ですが、今回はクラシックとは違うので省略。でも結構そんな感じの曲ってこの時代には多かったんですよね。『Mr.DO』とか。

『リブルラブル』(ナムコ)

 メンデルスゾーンの「結婚行進曲」

『プーヤン』(コナミ)

 ドヴォルザ-クの「ユモレスク第7番」。あと、最初に「森のくまさん」も使われていましたよね。

『シティコネクション』(ジャレコ)

 チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」

『ちゃっくんぽっぷ』

 全ラウンドクリア時に「結婚行進曲」

『サーカスチャーリー』(コナミ)

 ヨハン・シュトラウスの「美しく青きドナウ」

『悪魔城ドラキュラ』(コナミ)

 オープニングがメンデルスゾーンの「結婚行進曲」

『フィールドコンバット』(ジャレコ)

 ワーグナーの「ワルキューレの騎行」

『新・豪血寺一族~闘婚』(ノイズファクトリー)

 ラスボス曲「闘婚行進曲」がそのまま「結婚行進曲」。しかしこの曲多いなあ。
 

PC

『サンダーフォース』(テクノソフト)

 ロッシーニの「ウィリアム・テル」

『ハイドライド』(T&Eソフト)

 ビゼーの「アルルの女」

「D」(ウルフチーム)

 チャイコフスキーの「交響曲第5番」がエンディングで
 

パロディウスシリーズ(コナミ)

 もうこれはクラシック、童謡アレンジの詰め合わせで、このジャンル?の帝王的存在ですね。
 収録はWikipediaの各ページ参照。
 ちなみに最近出た『オトメディウス』は、歴代パロディウスの通りなのか違うのか知りませんが、聴いてみたいです。
 ・『パロディウス』
 ・『パロディウスだ!』
 ・『極上パロディウス』
 ・『実況おしゃべりパロディウス』
 ・『セクシーパロデイウス』
 ・『パロディウス ポータブル』(一部変更)
 

番外

『東方永夜抄』『東方妖々夢』

 前者に「かごめかごめ」、後者に「さくら」のアレンジが使われています。同人ですが有名シリーズなので番外として。

 
 

 個人的には本格的なクラシックが使われるのもですが、こういうふうにゲーム用にアレンジされて心地よいテンポになっているものたちが好きです。
 探せばまだまだ出てきそうですね。
 

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