現代の携帯機ソフトには携帯するには向いていないゲームが多い

はてなのほうで、こんなのを書きました。

ここでは携帯電話についているワンセグの視聴スタイルについて書きましたが、その視聴スタイルは携帯ゲーム機にも言えることがあります。それは「音を再生させていない」ということ。

DSが大ブームで品薄だった数年前、電車に乗ると必ずと言っていいほどDSを広げて、おそらくは『おいでよどうぶつの森』をプレイしている学生やらOLっぽいひとの姿がありました。そして去年あたりはPSPの『モンスターハンターポータブル』シリーズをやっている男子学生をよく見かけましたね(今年はあまり電車に乗っていないのでよくわからない)。

しかし、これらの人のプレイスタイルでは、殆どの場合音を外に出していません。まあ電車で音を撒き散らしたら迷惑になる場合も多いので、それは正しい判断でしょう。ただ、音楽プレイヤーの様にイヤホンやヘッドホンをつけているとも限らないのですよね。というか、つけてゲームをしている人のほうが少数派に思えます。

ただ気持ちはわからないでもありません。というのはイヤホンをつけるのって言うのはちょっとした手間なのですよね。なんというかいちいち取り出して耳につけてという過程を経るので。で、この時コードがよくからまるというおまけつき。さらに交通機関ではよく移動することになりますから、DSやPSPの機能でゲームの中断はすぐに出来るけど、その都度外してつけるの繰り返しでは面倒という感じ。ついでにライトユーザーとかではイヤホンつけてゲームしていると「何そこまで真剣にやってんの」的な視線が気になるという人もいるかもしれません

正直なところ、ゲームは目だけではなく、ゲーム音楽や効果音など、「音」もあわせて楽しむ様に設計されている場合が多いので、このスタイルは推奨したくはないのですが、でも周りに音を撒き散らして迷惑をかけるくらいなら消してやる、というのは正しいのではないかと。

そして、現在の携帯ゲームにおいても、わりと多くのものが音がなくても一応楽しめてしまうのですよね。前述の『おいでよどうぶつの森』や『モンスターハンターポータブル』も一部楽しめない箇所(ぶつ森の魚釣りなど。これも視覚のみでやれないこともないですが)は出ますが、一応出来ます。あと、携帯電話のアプリも含めて、『ぷよぷよ』とかのパズルゲームも音を消してプレイしてもそんな問題ない場合がわりとありますね。
反面、かなり人気が出たはずの『リズム天国ゴールド』を外でやっている人を見たことはありません。

こんな感じで、携帯ゲームといっても、実は外(ここでは友達の家とかではなく、文字通り屋外とか交通機関内)で遊べる度合いが強いものと、室内で遊ぶ要素が強いものに分かれるのではないかと。そして「音」の要素はその一部であると。

ほかにも、中断が向かないものとか、DSなら息を吹きかけるものなんてのもあまり外では向かないのかもと。これはジャンルによるのではなく、

あと、やはり即時性の強いものは向かないかなとたしかにポーズ機能、中断機能はあるでしょうが、途中で区切るというのはあまり気持ちのよいものではなさそうなので(『マリオカート』でポーズ開けにプレイすると、コース取り間違える感じ)、やはりそういった要素が薄いものが強いかもしれません。

となると、大昔は携帯ゲームは文字通り「携帯して遊ぶもの」だったのに、いつのまにか「携帯ゲームなのに携帯して遊ぶには向いていないもの」なんてのも増えてきたのかもと。

でもまあ、これはソフトの幅が狭くなったのではなくて、携帯機が活用される場所が広まったと言った方が正しいでしょうね。それこそGBAの時代は、子供くらいしか電車内で携帯ゲームをする人はいなかったのに、GBASP以降になると増えてきたという感じでしたし(これは照明の問題もありますが)。あと、これは携帯機が据え置き機が持っていた家の中でのシェアを食っている故とも言えるかもしれませんね。

しかし、それ故に思うのは、もしかしたら外でプレイするという意味においては、ゲームはよほどのものでないと携帯電話のメールやサイト閲覧に勝角は難しいのではないかと。子供の場合はそうとは限りませんが、大人の場合。となると、PSPなりDSiに音楽機能やサイト閲覧機能を持たせているのは、そういった人にどうにかして携帯ゲーム機を持参させたいが故の戦略なのかもしれません。

ただ、それによってPS2発売時にあった「DVDを見るためにハードは売れるけどゲームソフトは売れない」と似たような現象を呼び起こさなければよいのですが。

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