なんかいろいろあって更新が滞りがちですみません。ちなみにX360ですが、家のバックアップシステムを構築するためにNASHDDケース買ったり礼服買わざるを得なくなっていたため、来月回しというちょいと悲しい状況になってます。
というわけで、最近は時間があまりなかったのもあって、やっていたゲームは「リズム天国」とかのさくっとできるものとか、PS、SS時代以前のレトロゲームだったりします(しかしもうPS、SSがレトロゲームの範疇に入るようになったか。もう発売から15年だからなあ……)
さて、この「レトロゲーム」ですが、最近ではわりと多くの人が遊んでいます。それに最近ではCMで、WiiのコンテンツとしてのバーチャルコンソールのCMではあるもののレトロゲームをプレイしているものまで放映されています。
現在、レトロゲームを遊ぶ手段はかなり増えています。上記バーチャルコンソールだけではなく、PSアーカイブ、それにXBOX Liveもありますね。さらに各メーカーからも過去のレトロゲームをまとめて発売するシリーズが出されています。
このように、一部の版権ゲームなどを除けば、比較的レトロゲームをプレイすることは難しくなくなっています。
しかし、昔からのゲーマーで、且つ時代時代で昔のゲームをプレイしていた人は、この光景にかなりの変化を感じているのではないでしょうか。何故なら10年前はレトロゲームをこんな簡単にプレイ出来る状況ではなかったので。
というわけで、その当時のレトロゲーマーとしての思い出をちょっと書いてみることにします。
自分の場合大学時代にPSとSSが初期~中期のでゲームをやりこんだのですが、その勢いはPSやSSや末期のSFC、そして現行で流行していたアーケードにとどまらず、それ以前のゲームにまで伸びていました。その理由は高校受験からゲームをする習慣が止まり(ここで主にマンガに流れ込んでた)、その反動があったのかもしれません。
そしてその勢いはファミコンやメガドラにも及びましたが、当時、レトロゲームをプレイするのは至難の業でした。というのはその環境がないから。ハードは家にもありましたが、ソフトがないのですよ。つまり今のようにバーチャルコンソールみたいなものはもちろんないし、かといって各メーカーのリバイバルシリーズも超有名なもの以外はほとんどないという状況。いや、有名なものでもないものはたくさんありました。故に遊ぶ方法はその現物を入手することがメインだったのですよね。
ちなみに今考えてみると、「レトロゲーム」というものが認識され始めたってのはこのちょっと前あたりかなと。それ以前はレトロと言えるゲームがほとんどなかったけど、このあたりから古いソフトの数が揃ってきたので(ちょっと変な言い回しですが)。
ただ、この当時レトロゲームを遊ぶのは簡単ではありませんでした。というのは当時のゲームショップではレトロゲーを置いているところがあまりなかったので。なので、当時は持っている人に遊ばせてもらうか、自分で買うくらいしかない。ですので買おうと思うと、中野とか秋葉原の専門店に行くしかなかったのですよね。それか中途半端に置いてある町中の店。ただ、この「中古屋巡り」自体が楽しかったのですよね。なんというかトレジャーハンター的気分で。特に専門ではない町中の古くさい店で在庫処分的に扱われている店から見つけた時は嬉しかったです。ただ、この当時ちょうどソフト中古販売問題が起こって店が中古を取り扱わなくなってきたのが残念です。
あと、フリマ巡りもやりましたね(残念ながらこっちではそんな収穫はなかったけど、ディスクシステム本体を買って自力で修理したりはした)。
ちなみにこの時代からレトロというのか微妙ですが一番遊んだのはスーファミ初期のですね。次世代機の影響で価格が捨て値で、まだ電池が稼働中だったので。それを中心に遊びまくった様な記憶があります。
ちなみにゲームサントラでも同じようなことをしていました。この当時は「ゲームサントラ」なんて存在はほとんど認識されていないので(アニメ系専門店でもアニメと一緒くたになっていることが多かった)、「アニメ」や「オムニバス」「その他」の棚から探し出してました。で、そこからサイトロンシリーズが200円で売られていて即購入とかしていました。
それとレトロアーケード巡りもやりましたね。格闘ゲームにみんながいそしむ中、ゲーセンの端っこについでに置いてあるものをプレイしていました。ゲーム博物館にも行きましたし。ちなみに新宿では当時からミカドとかモアとかタイトーインゲームワールドとか、その手のがやけに置いてある店が多かったなあ。
ちなみに当時、インターネット黎明期だったので、この手の話題をセガBBSとかでしていた記憶もあります。
ま、こんなふうにレトロゲーを遊ぶのにも苦労した時代があったのですよ。しかし、その行為自体が楽しかったですね。
ちなみにその後、PSの「ナムコミュージアム」がヒットしたことから、だんだんとレトロゲームの価値が見直され、各メーカーのリバイバルものが発売されるようになったと思われます。
現在ではヤフオクとかもできてしまって、その探索の楽しみが薄くなったのは少し残念ですが、おもしろいゲームはたとえ古いものになっても、多くの人が遊ぶことが長期間遊べる状況というのはよいものなのでしょう。もちろんレトロばかりに足を取られて先に進めなくなってもいけませんが。