バーチャルコンソールの3月分ラインナップが発表されましたが、その中にとあるタイトルが。
さて、このソフトなんとファミコン時代なのに対戦格闘ゲーム。しかしストIIのような人対人のものとはちょいと異なり、タイトルのようにメカが戦うというもの。しかし面白いのはメカゆえに人間の動きにとらわれないこと。投げ技も攻撃も、キャラによって独特のものとなっています。ファミコンという格闘ゲームをするにはスペックがアーケードやスーファミなどに比べて劣るもので、発想で面白さを出した隠れた名作と言えるでしょう。そのために今でもファンが多いようです。
■参考・もとジョイメカスレ仮設保管庫
■参考・ITmedia Games:時代と戦え!「ジョイメカファイト」 (1/2)
私は『ハード末期に名作ソフトが生まれる理由』でも書きましたがハードをうまく生かす技術がこなれてきたハード末期にこそ、面白いゲームが出ると思っているのですが(『天地創造』とか)、それもこんなもののひとつかもしれません。
しかし以前、このゲームについてコメントで教えていただいた時に調べたのですが、このゲーム多少権利関係が複雑なことになっていて、ちょいとバーチャルコンソールでの復活は難しいのでは、と思われていました。
しかし、いつのまにかいろいろな問題がうまくクリアされていたみたいで、この度無事にバーチャルコンソール化となりました。待ちに待っていて、喜びの声をあげている人もきっといるのではないでしょうか。きっと開発者の人も喜んでいそう。
と
いうわけで、VCで遊ぶならメジャーなもののシリーズもいいですけど、こういうのもたまにいかがでしょうか。