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エロゲーからコンシューマへの移植作品で売れたものを抜き出してみる

以前、『大手コンシューマゲームメーカーから発売されたギャルゲー的ゲーム』ってのを書きました。

大手コンシューマゲームメーカーから発売されたギャルゲー的ゲーム
現在、コンシューマでのギャルゲーはほとんど移植作品となり、オリジナルはかなり少なくなっています。たしかに昔からオリジナルのギャルゲーを出す会社は少なかったので、そのうち有力なインターチャネル、キッドが(事業は別会社で受け継がれてはいるけど)...

その時ギャルゲーの売り上げについても同時に調べていました。そして歴代の売り上げは以下の通り。

歴代ギャルゲー売り上げBEST100を調べてみたよ – notable or ordinary

ちなみに最近のコンシューマギャルゲーは、かなり多くがPCエロゲーからの移植になっています。しかし歴代を除いてみると、オリジナルの方が強いですね。

では、エロゲーからコンシューマに移植されたもので、売れたものは何だったのでしょうか。ちょっと上のデータから抽出する形で10万本以上売れたものを抜き出してみたいと思います。ちょっとした解説付き。ちなみに脱衣麻雀の類はちょっと違うと思ったので外しました。あと、『プリンセスメーカー』も一応18歳以下も買えるので除きました。

あと、手元に別の資料(『サターンのゲームは世界いちいいい!』ソフトバンク刊)があり、そこでも一部売り上げデータがあるのですが、上と本数が違っているのですが、こちらもカッコ内に併記しておきます。

 

『野々村病院の人々』

エルフ(96年4月26日) 327,319本
セガサターン(SS)のX指定ソフト。ゲームもPC-98時代のもの

 

『下級生』

エルフ(97年4月25日) 253,495本(278,042本)

これもSS。しかし年齢推奨でXではなく。

 

『同級生if』

NEC(96年8月9日)222,614本

これも元ゲームはエルフ制作。『同級生』のSS版。

 

『EVE burst error』

イマジニア(97年1月24日)195,071本(191,262本)

これはシーズウェア制作のゲームをSSに移植したもの。この時代、ちょうど移植ゲーのブームとサターンの年齢制限ソフト許容&ギャルゲーハード化が重なってしまったのですよね。

ちなみに続編の『EVE the Lost One』がSSオリジナルで出されて、145,701本売れています

 

『Fate/Stay Night』

角川書店(07年4月19日) 184,558本

これは他と比べると最近ですね。

 

『きゃんきゃんバニー プリミエール』

KID(96年4月5日)159,502本

SSのX指定。元はカクテル・ソフト(現F&C)のPC-98時代の代表シリーズ。

 

『この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO』

エルフ(97年12月4日) 139,509本(223,494本)

98最後の名作のSS移植版(18推)。本編では収録されなかった声と一部シナリオが付け足されていたのもあって、大人気となりました。

 

『同級生2』

 

NEC(97年7月11日)138,959 本

これもエルフの人気ゲームの移植。ちなみにPS版もバンプレストから出たのですが(95,652本)、その限定12体入りフィギュアというのがすごいスペースを取るもので、売れ残った店はいつまでも置いてありました。

 

『DESIRE』

イマディオ(97年9月11日)138,837本(132,764本)

『EVE』と同じくシーズウェアからの移植。SSの18推ソフト。

 

『同級生』

NEC(95年11月23日) 137,802本

同級生ですが、まさかのPCエンジン版。まあ当時PCエンジンの規制は他に比べて緩かったですからね。

 

『トゥハート』

アクアプラス(99年3月25日) 112,744本

Leafの大人気ソフトの移植。開発も同じ会社。ちなみにこのゲーム,ミニゲームの出来がとてもよく、そっちだけでも価値があります。

ちなみに続編の『トゥハート2』は数年後にPS2オリジナルとして発売されますが(111,296本)、これは逆にPCへのアダルト移植が行われます。つか、当時は「いいのか?」って思いましたが、なんだか今ではよく行われていますね。

 

『うたわれるもの』

アクアプラス(06年10月26日) 101,123本

これも同じくLeafのゲームをPS2に移植。わりと最近ですね。アニメ化もされました。

 

その他

以下、10万本以下で注目は『こみっくパーティー』(DC・アクアプラス)、『AIR』(DC・NEC)、『同級生2』(PCFX・NEC)、『放課後恋愛クラブ』(SS・KID)、『Kanon』(DS・NEC)、『輝く季節へ』(PS・KID、『ONE 輝く季節へ』の移植)ってあたりでしょうか。ちなみに最後のにはなかったことにされているキャラがいたのを思い出しました。つか、名前も思い出せん。

 

まとめ

こうしてみると、一番この手の移植が強かったのは、移植元がPC-98時代の後期?末期、そして委嘱先ハードは後期?末期のサターンだった感じですね。しかも上位はエルフ作品と剣乃ゆきひろ氏シナリオ作品の独壇場。

しかし、PCが普及してわざわざ移植作を買わなくても18歳以上ならソフトを買える上、PCでも全年齢版が出てしまうので(特にKey作品は最初から全年齢だし)、これを塗り替えるものが出るとしたら、よほどのものじゃないと無理でしょうね。

■参考:

次のギャルゲーハードは存在しない可能性
ちょっと面白いエントリーがありました。 ■青葉エンタテインメント情報局の裏面:アンケート「2008年ギャルゲーハードとして期待するハードは?」結果 歴代、ギャルゲーハードと言えば、トップ争いに負けたハードの末、もしくは寿命を終...
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