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大手コンシューマゲームメーカーから発売されたギャルゲー的ゲーム

現在、コンシューマでのギャルゲーはほとんど移植作品となり、オリジナルはかなり少なくなっています。たしかに昔からオリジナルのギャルゲーを出す会社は少なかったので、そのうち有力なインターチャネル、キッドが(事業は別会社で受け継がれてはいるけど)消滅した今、必然かもしれません。

しかし、よくよく考えてみるとギャルゲーは本数は少ないものの、コンシューマの大手メーカーでも何作か作っている場合があるのですよね。それを思い出して、今日はちょっとまとめてみることにします。

 

コナミ

もう言うまでもありませんね。『ときめきメモリアル』はコンシューマにおけるギャルゲーの大成者とも言えます。ちなみに今思うとこのゲームが評価された大きな点はキャラだけではなく、絶妙なバランスにあったのではとも思えます。

しかしコナミってこの時代から全ジャンル、全ハードに手を出すメーカーなのですよね。その姿勢がこのときめきメモリアルの他にも、あらゆる新しい名作を生み出しているのかなとも思えます。

 

セガ

ここはもちろん『サクラ大戦』。『ときめきメモリアル』と並んで、コンシューマギャルゲーで一番売れたソフト。ただ、これをギャルゲーと呼ぶと怒る人がいる、という話はもうセガBBS時代から伝わっている話ですね。ま、今回はいろいろ混じったギャルゲー『的』ゲームってことで。

ナムコ

ナムコはフロンティア溢れる精神で、ゲーム黎明期から数々の名作を生み出してきましたが、たまに方角が妙な方向に働いて、「ナムコご乱心」と言われることがあります。FC時代の『マインドシーカー』、ACでは『スプラッターハウス』、そして90年代には当時としてはトップクラスのポリゴン技術を使った脱衣陣取りゲー『ダンシングアイ』など。そしてそのダンシングアイの延長上にあると思われるのが、ギャルゲー『ゆめりあ』。

ちなみにこの当時配布されたベンチマークソフト『ゆめりあベンチ』は、今でもPCを組み替えた時に使います。いやあ、今だとサクサク動くね。

この技術は『アイドルマスター』に生かされている……のかも?

 

カプコン

カプコンのギャルゲーならやっぱり『QUIZなないろDREAMS 虹色町の奇跡』かな。もとはアーケードのクイズゲームですが、そこで攻略要素があるという。コインつぎ込んだ人、けっこういたみたいで。ちなみにアーケードのキャラの名字は製菓会社由来。

あとついでに、『私立ジャスティス学園』のコンシューマ版でも、なんかギャルゲーっぽい感じがあったような。

 

タイトー

ここもクイズギャルゲーを出していますね(『きらめきスターロードイントロ倶楽部』『まじかるで~と ドキドキ告白大作戦 』)。あと、アーケードでは大昔にLDゲームと呼ばれるものを出していたのですが、その中に『タイムギャル』というものがありました。ある意味、アーケードギャルゲーの元祖かも(まあそれを言ったらスーパーリアル麻雀はどうなるってことになるけど)。

 

任天堂

完全ファミリー向け、大人から子供まで楽しめるゲームしか出さないような任天堂。そしてギャルゲーと呼ばれるものもない……ように見えますが、ある意味ここはコンシューマーにおけるギャルゲー的なものの元祖とも言えるものを発売しています。その名は『中山美穂のときめきハイスクール』。

ディスクシステムで発売されたこのソフトは、デビューしたての時期の中山美穂を起用したアドベンチャー。当時は「ギャルゲー」なんて言葉はありませんでしたが、今見ると明らかにギャルゲー的作りなのですよね。

ちなみにゲーム中の電話番号にかけると、中山美穂の音声テープが聴けるというサービスもありましたが、今どうなってるんだろ?
 

エニックス

『ロリータ・シンドローム』……はエロゲーなので割愛。あえて探すと『ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット』かな。まあギャルゲーかどうか微妙ですが、『プリンセスメーカー』の系統っぽいですし。でも、このゲーム非常に出来が良く、今でもファンが多いです。

 

光栄

『オランダ妻は電気ウナギの夢を見るか?』……は(以下略)。ここは『約束の絆』というギャルゲーがありますが、どっちかというと『アンジェリーク』などの女性向けの、所謂乙女ゲーのほうが有名ですね。

 

スクウェア

RPGのギャルゲー的なのは多いけど、ソフトとしてはないかな~、と思っていたら、妙なところでありました。それはサテラビュー専用ソフトの『恋はバランス』というゲーム。どうやら恋愛ボードゲームみたいです(未確認)

 

まとめ

とりあえずこんなところかなあ。ま、どのメーカーも一度は手を出す感じですね。でも、作り続けているところはあまりないと。
でも、ときメモがふと出てきた時のように、またとんでもないところから画期的なギャルゲーは生まれるかもしれません。

おまけ・アイレム

♪どきどきすいこでん♪

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