ゲームサントラ紹介『ランス10(アリスサウンドアルバムVol.31)』

久しぶりにストレートな購入サントラ紹介。
2月末から3月にかけて、私の娯楽時間の大半を注ぎ込んでいた『ランスⅩ』。
こちらのソフトと共に購入したのが『アリスサウンドアルバムVol.31 ランス10』です。

『ランス10(アリスサウンドアルバムVol.31)』

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ランスシリーズ完結作

ランスシリーズは同一世界観、同一主要キャラクターでのゲームシリーズとしては、PCアダルトゲーのみならず他のハードを見ても類を見ない29年の長期シリーズ(それより長い『イース』は主人公以外入れ替わりなのもあり)。しかしこのランス10でシリーズ終了ということで注目が集まりました。そして実際の製品もそれらの期待値に堂々と応える出来映え。とりわけとんでもなく広がりきった(それこそ専用のWikiにぎっしりと書かれるくらい)世界観やキャラクターについて、ほとんどのところで綺麗に締めたのはお見事の一言(今思えばすでに8のランス・クエストから風呂敷の畳み始めが始まっていた感じですが)。まさにシリーズ集大成としてふさわしいものと言えるでしょう。

これ以上のゲームの詳細や評価については長くなるのでネット上でもういろいろ書かれているのでそちらにおまかせするとして、この音楽について。

底から盛り上げるような良曲

今回のサントラはCD3枚組。ランスシリーズでも、そしてアリスソフトの中でも珍しくかなり長い66曲。
ゲームが細かいフェイスで分かれているので、それごとに曲が存在し、且つその中でもステージ(国家)ごと、シーン毎などに割り当てられています。ゲームシステム同様、RPGとSLGそれぞれで使う音楽を持ってきた感じ。

今回のサウンドはアリスソフト内サウンドチームのASTLYREより水夏える氏、PKタートルズ氏、DJ C++氏。
ランスシリーズではshade氏やDragon Attack!氏による主要箇所(主に戦闘曲)でのエレキギターメインの特徴的なサウンドが有名ですが、当作品ではギターによる飛び抜けたインパクトを残してグングン引っ張ってゆくものというよりは、その場面場面で様々な音源を駆使して底の方から持ち上げて盛り上げるという感じ。どれも安定して聴ける曲が多く、ハズレがありません。
例えば「War Report」の緊迫感、「ふしぎエリア」「勇者」「天上」の神秘性など。

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やはり戦闘曲に魅力

そして全体の中でもやはりゲームで盛り上がるところの曲は聴き入るものがあります。RPGでは戦闘曲が要なのは伝統ですが、この作品でも「Chu-Boss」「Majin-Boss」「Oh-Boss」といった曲で盛り上がり、さらに「決戦」で突き抜けたインパクトを残します。
特大ネタバレであまり言えませんが、「血の記憶」が使われる箇所では演出と共に鳥肌もの。
そして最後の最後、「Grand Ending Movie」で涙した人も多いでしょう。

総じて、ゲームをプレイしてその出来に感動した人は、購入して損はないものと思います。そうじゃない人にも勧めたいもの。

ちなみに公式のサントラ試聴ムービーがありましたので以下に(こういうゲーム画面とか使ったPVって、サントラの販売でけっこう有効かもしれない)。

過去作(PC-98音源とか)の復刻とかちょっと期待している

ランスシリーズはこれで完結ですが、まあおそらくルドラサウム世界観作品やリメイクは出そうなので、同社の他作品含めてそっちにも期待。

ちなみにこれを聴いてから、過去ランスシリーズの音楽も聴き返しているのですが、5以降の入手は底まで難しくないのですが、鬼畜王以前のサントラ(原曲版)が相当困難になっているのでそこ聴けないかなあと思ってます。今となってはWin95初期とか、PC-98音源は古くさい音源ではなく、評価される貴重な音源だし、その辺の復刻とかないかなあと期待。

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アリスサウンドアルバムVol.31 ランス10