今日発売の『PSPgo』を買ってしまいました。いや、予約開始の時にちょっと小金が入った状態だったので、つい予約してしまったのですよね(ちなみに一ヶ月前に安くなったPSP-3000も購入しているという。だって『ダライアスバースト』やりたいし)。よし、今月の夜食は全部自炊だ(あながち冗談でもない)。
それはともかく、せっかく入手したのでレポートでも。でも、詳細なのとか分解したりするのは大手ニュースサイトででもやりそうなので、ここでは私が感じたこととかを中心に書いていこうかなと思います。
ではまず、画像でも。
入っている物はこんな感じ。
このなが細いのが充電器で、それにコードで接続するという感じですな。ちなみにコードの充電器側はUSB端子みたいです。
あとはCD-ROMとマニュアル、それにスタートキャンペーンでゲームを一つDL出来るもののコード番号つき。
で、さっそく開いてつけてみたところはこんな感じ。
ボタンは構造上薄めに作られており、なんとなく『ゲームボーイアドバンスSP』の薄いボタンを連想させます。
あと、アナログパッドが従来の左指に近い位置から中央付近に移動していますので、PSPとそこの操作感が変わりますね。
ちなみにPSボタンは画面側についています。明るさ調整ボタンと♪ボタン、それにボリュームの+-は、画面上側面、LキーとRキーの間にありますね
で、電源をつけたまま閉じるとこんな感じ。
時計が表示されます。あとここでLRボタンを同時押すると、カレンダーも表示されたりします。
メニュー画面ですが、基本的にPSP-3000とほぼ同じでBloetoothなどいくつか増えている感じ。ただ、同じように「ワンセグ」や「カメラ」の項目もあるのですが、上部の端子の場所にボリュームが来てしまっているので下の「マルチユース端子」を使うために「コンバーターケーブルアダプター」という周辺機器が必要なようです。現物がないのでわかりにくいですが、これを使うとPSPgoの利点である携帯性が損なわれるので、なんだかそれならPSPダイレクトに使った方がよいかなと。
ちなみに実際にゲームをダウンロードしてのプレイはまたあとでやってみようと思います(まだネットワークのセットアップが出来ていないので)。まあ先程のキャンペーンのもあるし、さらに今までPSP用に購入したものも使えるので(PS3などともあわせて1アカウントで5台までOKみたいです)。
さて、発売前から言われていたPSPとの違いですが、まずはDL中心というところですね。16GBあるので、さすがに容量に困ることはなさそうです。
DL以外のところでは、まずボタンの感覚が大きな違いですね。個人的な感想としては、なんとなくシューティングやアクション、それに『モンスターハンター』のようなバシバシボタンを使うゲームには、指の当たりが固いのでDL版があってもPSPのほうがいいかなという気がします(まあ両方って手もあるけど)。GBAに対してのGBASPを連想していただければ似ている感じかと。
あと、周辺機器については前述の通りですが、PSP用にカメラやワンセグチューナーが出るかどうかは不明です。
で、前から謎に思われていたPSPgoの制作意図ですが、私が思うにiPhoneというかiPod Touch的な方向性を目指したのではないかと思うのですよね。実際、これのサイズはちょうどiPhone大ですし。下の写真は私がiPod Classicしか持っていないのでそれとの比較。
魅力的な市場なのはたしかなので、SCEIはここを狙ったと考えても不思議ではないでしょう。容量もちょうど16GBだし、音楽も聴けます。そこに今までのPSの財産であるゲームをDLとして供給できるようになれば、iTouch的な需要を取り込める、という意図があるのかもしれません。
となると、そのうちiPhoneアプリみたいに、PSPでそういった実用的なアプリが提供されるようになるのかもしれません。そこから当たりが出れば、現在においてはPSPと大差ないと言われているPSPgoの独自性が出てくる可能性もありますね
総じて、これから先の命運はゲーム以外の全てを含むソフトにかかっているでしょうね。このままPSPと差別化できないで終わるか、または画期的なハードとなるか、注目してみたいと思います。