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1990年代後半のゲーム系会員証いろいろ

Twitterかどっかで『デーモンオーケーンのラジオ巌流島』の話題を見たので、かつてもらったリスナーカードを探していたら、それは見つからずに別のカードだけ色々出てきたので、せっかくなのでそれをネタにします。

2000年初期あたりまではインターネットなんてものは普及しておらず、ゲームなどの広報手段として主なものは雑誌でした。そして、コアなファン向けとしては、「ファンクラブ制度」というものも盛んだったのですよね。

この制度はゲームに限らず、アイドルの公式ファンクラブなど昔から存在しました。これの利点は会費によりその胴元に収入が見込めること。そこまでではなくても、ターゲットの決まっている層に会費があるのでそれほど費用をかけずに販促活動が出来ること。また、連帯感を強めるなどファンサービス的な側面もあったでしょう。
で、ゲームでもそれらは導入されまして、それにつきものだったのが「会員証」。で、私も当時入っていたので、それをちょっと晒してみます。

プレイステーションクラブ会員証

プレイステーションクラブ会員証
PS公式ファンクラブ。年会費は5000円と高めながら、2ヶ月に1回特典CD(プレプレ)を送ってきたり、イベントへの優先入場があるなどわりとオトクでした。でも一番の目的は、その特典CDの中にあったPSのCM集なのですよね。初期のPSCMは非常に名作が多いので、これを見たいがために入っていたような感じもあります。

カプコンフレンドリークラブ

カプコンフレンドリークラブ

カプコンのそれ。年会費が2000円くらいで会報を送ってくるので、結局始めから終わりまで入っていたと思います。わりと特典が充実していました。

1回、音楽CD(8cmの)を送ってきてもらったはずだけど、ちょっとそれは見つからなかった。

ZUNTATAファンクラブ Z-FERAKS

ZUNTATAファンクラブ Z-FERAKS

ZUNTATACDの感想を送ると送られてきた会員証。このブログをご覧の方はお持ちの方もいらっしゃるかと。
このカードよりすごかったのは、アンケートを送るとお礼の手紙がその作曲者本人から届いたこと。しかもコピペではなく、書いた内容にレスする感じで。これは驚きました。引き出しには今もTAMAYOさんやOGRさんの直筆があります。

ドリームキャスト ポイントカード

ドリームキャスト ポイントカード

これはファンクラブではありませんが。ドリキャスにはソフトを購入するとポイントがついてきて、それの登録に従って何かもらえるという、今のクラブニンテンドーと同じ制度がありました。それの簡易会員証。
最近話題になってる円天もそうですが、ポイントってのは所詮実態のない存在なので、早めに使いましょう。
ちなみにクラブニンテンドーのカードも似たようなのがありますが、ちょっと行方不明。

LEAF FIGHT会員証

LEAF FIGHT
これは、一時期無電源のカードゲーム『リーフファイト』をやっていた時期がありまして、それの会員証。つか、今もうTI東京ってないんだよね(どっかと合併した)。

 

まあこんな感じで、ゲームでもファンクラブがいろいろあったと。あと会員証はなくてもダイレクトメールがどこどこ送られてきたこともあったなあ。

今はインターネットが普及した上、個人情報保護法なんてものができてしまったためこういったファンクラブもだいぶ縮小しましたが(特に郵送タイプのものは)、それの代わりとなるものがネットでできているならまあいいかと。ただ、会員証という形はそれはそれでよいものだったなあとも思います。

 

◆おまけ
PC関連では唯一持っているもの。アリスソフトは会員になるといろいろ便利だったので。

アリスソフト会員証

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