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各ハードのコントローラにおいて一番使わないボタンはどれか

PSシリーズのコントローラにおけるL3、R3ボタンというのをご存じでしょうか。これ、意外と知らない方もいると思います。これはアナログスティックを真下に押すと、カチッとなりますよね。これがL3(R3)ボタンとしてカウントされています。でもこれを使うゲームはあまり見かけません。私もPSの『ガンパレード・マーチ』において裏技コマンド用で使うときにはじめて知りました。

でも、ハードにおけるボタンの増加に伴い、一番使う右手親指に一番近いボタン(Aボタン、ボタンなど)の反面、こういった使わないボタンというのが出てきましたよね。いや、ファミコンの頃からセレクトボタンはあまり使わなかったですよね。せいぜいタイトルでの選択くらい。
そんなわけでちょっと気になったので、手持ちのハードで「一番使わなかったボタン」というのを調べてみました。ちなみにこれは自分の場合ですので、信用度はそのくらいで。

 

ファミコン・スーファミ・ゲームボーイ・ゲームボーイアドバンス(SP)・ニンテンドーDS

これらのコントローラ仕様はだいたい似ているのですが、すべてにおいてセレクトボタンの使用頻度が一番低いと思われます。たしかにスーファミ時代やGBA時代はLRの使用率も低いですが、セレクトはそれにも増して使わなかったような気がします。

B0001PW6E2 B0001RBIGC

B00005OUN6 ニンテンドーDS Lite クリムゾン/ブラック

 

PS・PS2・PS3

これは前述の通りL3、R3と言いたいところですが……それよりもやっぱりセレクトボタンのほうが使っていないかなあ……

B00005OUPK

 

ニンテンドー64

ここで劇的な変化が。そう、長年あり続けたセレクトボタンがなくなります。で、意外と全部のボタンを均等に使うようになった感じがあります。その中で一番低かったものを挙げれば、やはり裏側中央のZボタンでしょうか。
ただ、『罪と罰』ではこのボタンが最大限に生かされているので、重要度は高いと思います。ちなみにバーチャルコンソールの『罪と罰』用にWiiクラコン64タイプが出たら買いますね。
B0001RBIK8

セガサターン

さて、これも意外と均等な役目があるので(スト2では6ボタンが非常に役に立ったなあ)難しいのですが、まあボタンが固くて小さく、親指から一番遠かったXボタンか、LRボタンのどっちかかな?ちなみにマルチコントローラのXYZボタンは押し応えも良かったです。

B004XVMBKE

 

ドリームキャスト

これもボタン数が減少したせいで意外と使うのですよね。ただボタンじゃないのですがここでセガでは初めて採用されて話題となった「十字キー」の使用頻度があまり高くなかったような。というのもこの十字キー、固くてどうも押しにくいのですよね。アナログキーが良かったこともあって、意外と使わなかったような。
B0001RBNQ2

ゲームキューブ

さて、これも実はドリキャスと同じで、それまでと比べて十字キーが小さく、押しづらくなっているのですよね。これも時代の流れか……
まあこのコントローラの場合一番使わなさそうなのは右Rキー近くのZキーですが、『スマブラX』では投げ技用に多用していますね。
B00O9GW8VK

PSP

実はボタンが非常に多いこのハード。それはボリュームボタンとかマルチメディア用のボタンが多いからですが。でもゲーム用に限って言えば、やっぱりセレクトボタンはあまり使わないかも。
B0006MQ1IC

 

Wii(リモコン)

これの場合、持ち方によって使い物が変わりますね、片手持ちの場合、正直1,2ボタンは押しづらいですので、実質ABボタンが大半でしょう。あとこの場合も十字キーはあまり使いませんよね。小さくて固いのもあるし。そして両手持ちの場合、+-ボタンに指が届きません。ですので結局両方であまり押さないと思う+ボタンとしておきます。
ヌンチャクの方のボタンは、トワプリで意外と使いました。

B000WN7U2Q  B000KF9E6Q

 

Wii(クラコン)

ここに来て、はじめてセレクトボタン(に相当するのは-ボタン)を超える未使用が出てきたと思います。それはZL,ZRボタン。LRボタンよりさらに真ん中寄りにある小さいボタンです。
おそらく64ゲームのボタンを割り振るための苦肉の配置だと思うのですが……これ、普通に持ったままだと押せないし。これが活きることは今後あるのかなあ……
B000KF3RRS
★追記。その後PROとして改良されたのが出ました。
B002ACOJTY

 

 

ちなみにこの中でも一番使用頻度が低かったのはどれかとなると、PSシリーズのR3ボタン(そもそも右アナログキー自体あまり使わないような)か、DSになってからのセレクトボタン(タッチパネルになったしね)かな?
でもこれってどれも結果論なのですよね。ハード設計時はどれを使うかなんてわからない、でも必要なのにないと困る、だから多めに作るって感じで。あと、最近のハードの場合は互換の都合ってのもあるのですよね(特にクラコンや任天堂携帯ハード)。
でも邪魔にならない限りは多くても別にかまわないと思います。それこそ『罪と罰』やゲームボーイの通信コネクタ(当初は別に何も考えず、コストが安かったのでこれを生かすゲームが出ればと思ってつけたらしい)みたいにあったことで新しい可能性が開ける場合もありますから。

 

さて、こんなことを調べていて思ったのは、「十字キーの変遷」。今まで任天堂ハードには当たり前のようについていた十字キーも、時代によっていろいろ変わっているのです。それについてはまたまとめてから書きたいと思います。

★追記:書きました。

携帯ゲーム十字キーの歴史 | ゲームミュージックなブログ GMDISC.com

 

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