現在、まだ量販店で新品を取り扱っている据置機は、PS3、PS2、Wii、ゲームキューブ(GC)、X-BOX360ですね。
しかし、PS2(PS3)には下位互換(PS)、X-BOX360でも下位互換(X-BOX。ファームウェア更新必要ですが)があります。Wiiでも互換ソフトとしてGCが出来ますね。
それにWiiのバーチャルコンソール(現在はFC、SFC、N64、PCE、MD、MSX、NEO-GEO)、それについでにPS3のゲームアーカイブスを使うと、(まだ両者ともソフトウェアはあまりリリースされていないものの)おそらくここ20年以内に出て100万台を超えた据置ハードはある二つを除いてほぼプレイ可能ということになるのではないでしょうか。
ついでにPCゲームですが、PC98やMSXもバーチャルコンソールとEGGを使えばさらにある程度プレイできたりします
セガマークIIIが抜けていますが、あれは1985年発売なので22年前ですね。まあ理論的にはバーチャルコンソールで出来る気がしますが、需要があるか……あ、でもある日ふと出てくるかも。
ちなみにその例外2つとはセガサターンとドリームキャスト。
実はこの二つだけ、現在でも原則そのハードがないと遊べないのですよ。ですから個人的にはPSE法騒動の時にはこの2つのために反対したようなものです。(ちなみにこの時念のため、1つずつ買い足しました)
セガのハード事業が止まっている昨今、Wiiのバーチャルコンソールで出て欲しいところですが、知っている情報ではおそらく無理と言われていると聞いています。
私はあまりハード方面に詳しくないのですが、セガサターンのアーキテクチャというのはかなり独特らしく、ソフト上でそれを再現する(エミュレートする)ことが難しいようです。というか、ある1本のソフトで動いても、ほかのソフトでは動かないらしいのですね。
さらにドリキャスですが、現在のWiiではたしかにスペックは超えているものの、ファームウェア上で再生させるのはハードスペックが高すぎて難しいと思われます。もし、この2つがバーチャルコンソールで出たら、任天堂の技術力に私は土下座するしかないでしょう。
で、この2つのハードにそんなにやりたいソフトがなければほっとかれたでしょうが、この2つ、非常に名作揃いなので困ったところです。
私の場合、今でもたまに『レイディアントシルバーガン』『レイヤーセクション』『ダライアス外伝』『シルエットミラージュ』『カオスシード』『蒼穹紅蓮隊』といったサターンソフトや、『斑鳩』『ギガウイング』などのDCソフトをしますし。(って、DC市場はまだシューティングハードとして生きてますけど)
もし、私と同じようにこのサターンとドリキャスに価値を見いだしている方が多かったら、もしかしたら今後この2つのハードは需要に対する供給(プレイ環境)の少なさから、相対的に注目が集まって価値が上がるかもしれません。
この2つのハードがわりと好きだった私としては、再評価されると嬉しいのですが。(プレミア価格になるのはゴメンですが)
そんなわけで、ゲーマーの方々、今こそサターンとドリキャスを押し入れから取り出してテレビに繋ぐべきではないでしょうか。そうすれば、WiiとPS3(PS2)をプラスすれば、理論上はFC,SFC,N64,MD,PCE,NEO-GEO、それにPS3でPS3とPS2&PS1(一部互換問題はありますが)、WiiでWiiとGCが遊べ、つまり4つのハードで合計最大12個のゲーム機が遊べることになります。
……まあぶっちゃけWiiとPS2だけでも9個なんですが、それはそれで。
まあ、別にわざわざ出さないまでも、部屋が狭くなってハードを処分せざるを得ない方、この2つだけは取っておいたほうがいいと思います。PSE法でこれらの取り扱いを嫌う店もありますし、サターンは壊れやすいので(特に内蔵メモリが)、市場にあまり出ませんので。
ちなみに携帯機ではPSP、DS、GBA(SP,ミクロ)が現役ですが、これでもDS、GBAの下位互換(GBA、GBASPのみGB)がフォローできます。
しかし100万台を超えているにもかかわらず、ワンダースワンだけ浮きますね。……ってことはワンダースワンの価値が上昇か? ……と思ったけどFFも移植されてるから、欲しいソフトがグンペイくらいしかないですから(しかも他ハード移植済)微妙かな?