最近、部屋を掃除したので、ゲームも一度全部コードを外して、つけ直しました。サターンとドリキャスが現役なので、セレクターの6配線全部使っていることによるたこ足の絡まりが酷かったので。そしてアップスキャンコンバータをつけてモニターに繋ぎ、再構築完成。モニターは今はかなり古い影響なので、ジャギが酷いのですが、そのうち買い換える予定です。
さて、こんなことをしていてふと思ったのですが、コンシューマのゲーム機ってのはスペックが一応一定ですよね(PS2でPSゲームをプレイする時とか、違いは出てくるようですが)。しかしパソコンのゲームは、プレイする人ごとにパソコンのスペックは違います。そのためにパソコンのソフトには、推奨環境ってのがついていますよね。所謂CPUは0.5G以上とか、メモリは1G以上とか。それによって、そのゲームをプレイするための最適な環境というのの一応の目安となるわけです。
しかし、コンシューマゲームでも据置機の場合、そのスペックの違いというのが生じるものがあります。それはディスプレイの違い。つまりプレイする人によって、巨大なプラズマテレビやプロジェクターから、14型、もしくはそれ以下のブラウン管テレビまであるわけですよね。ファミコンやスーファミの時代なら、その14型でも違和感なくプレイできました。私の部屋のもPS2までは15型フラットのブラウン管テレビでしたが、たまに読みにくいものがある以外はそれほど違和感を覚えることはありませんでしたね。
しかし、近年では明らかに、14型とそれ以上のものでは、単純な映像美以外でも差が出ているように思います。たとえば小型のものでは、文字の潰れ等、プレイに支障をきたすものが出てきているのですよね(PC液晶を使っている場合は、反応速度とかも)。こうなってくると、コンシューマでもディスプレイにおいてはもう違いを無視できないのではないかと。
そこで思うのですが、これからはそういったディスプレイの推奨環境もソフトに書いて欲しい気がするのです。まさにPCの推奨スペック表みたいに。つまり、このゲームを制作者の思い通りにプレイするには、どのくらいのスペックでやればいいのかというもの。いや、何も説明書に書くとかではなく、ホームページで公開するくらいでいいので。そうすれば買ったはいいけどプレイしてやりづらい感が生じることが少なくなるでしょうし、そこから来るゲームの不満も少なくなるでしょう。
今まではたしかに、14型でもちゃんと見られる用にする工夫を、制作者の人がしてきた点はあると思います。しかしそろそろ、それが枷になっているものも出てきたのではないかとも思うのです。そもそも、今の時代までゲームにおいてはディスプレイの違いがあまり言われなかったほうが奇跡的のような気がします。ですが、もしこれからPS3やX360高画質路線に向かうのだったとしたら、この問題は無視できなくなるのではないかと。
たしかに、営業的にはそこでユーザーを絞ってしまったら売り上げ自体も減るので書きたくないという部分はあるでしょう。14型以下の持ち主もかなり多いと思いますしね(それは金銭的だけではなく、スペース的な問題から。あとリサイクル料高いのもある)。でも、開発者がユーザーにプレイして欲しいと思う環境、そして逆にユーザーが開発者の想定した最低環境を知りたいと思う気持ちってのはあると思います。なら、それを出してもらいたいなと。
ちなみに今ゲームに使っている液晶モニタは17インチ、反応速度は10m/s、動きが速いとジャギが目立ちます(何せ4年前のだから)。今なら19インチも20,000円を切っているので、もう少ししたら買い換えるつもり。出来れば22インチのに。何より縦置きでシューティングがしたい……