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『30周年記念盤 ゼルダの伝説 ゲーム音楽集』感想

久しぶりに購入したサントラの感想など書いてみようと思います。

今回購入したのは、本日発売になった『30周年記念盤 ゼルダの伝説 ゲーム音楽集』。

30周年記念盤 ゼルダの伝説 ゲーム音楽集

 

30年の歴史を誇るゼルダシリーズの曲を収録

こちらのサントラは文字通り、任天堂の超有名アクションRPG『ゼルダの伝説』のシリーズの曲を収録。初代のファミコンディスクシステム『ゼルダの伝説』から、3DSの最新作『ゼルダの伝説』までのシリーズから、数曲ずつ収録。

とはいえ、大半のゲームについてはすでに抜粋ではなく、フルで収録されているサントラが出ています。以下一例。
B0006GAZOO B00008DZ31 B01GTMLWUE

そしてだいたいは持っているのですが、今回それでも買ったのは、そこから漏れているシリーズの作品も収録されているので。特にかなり長い間収録されてることのなかったゲームボーイ(カラー)版『ゼルダの伝説 夢をみる島』と、『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実』から収録食があったこと。特に前者はかなり印象深い作品であったにもかかわらず部分的にしか収録がなかったので、これだけでも買う価値があるという勢いで購入。

CDは2枚組で記念版らしくBOXに入っています。ブックレットは収録されている各シリーズの紹介。各収録ゲームのジャケットペーパー付属。あと店舗特典なのか、クリアファイルもらいました。

2016-09-29-18-38-38 30周年記念盤 ゼルダの伝説 ゲーム音楽集 クリアファイル

 

収録シリーズ

収録されているゲームは以下の通り。あとメモも。

・『ゼルダの伝説』(FCディスクシステム):初代。音源はディスクシステム版と後発のROM版両方あるけど、こちらはディスクシステム版。全曲(5曲)収録。印象的なのはやはりタイトル曲。はじめてこの音源を聴いたときの感動を思い出す。

・『リンクの冒険』(FCディスクシステム):これも全曲(7曲)収録。「大神殿」が(ボスの強さ含めて)印象的。

・『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』(SFC):SFC版。5曲。フル収録されているサントラがかつて出ていたが、今プレミア価格になってる。「表の地上BGM」の存在感がやはりすごい。

・『ゼルダの伝説 夢をみる島(&DX)』(GB&GBC):3曲。後述。

・『ゼルダの伝説 時のオカリナ(&3D)』(N64&3DS):15曲。ゼルダシリーズでも代表的な存在。ここの曲が後のシリーズでもアレンジされて使われていること多し。64版はフル収録サントラが出ている(3DS版はクラニンの抜粋版)。名曲が多すぎるが、変わったところでは「風車小屋」の曲が印象的(後にスマブラXでもアレンジされてた)。

・『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面(&3D)』(N64&3DS):4曲。ゼルダ中でも雰囲気的に奇作だが評価高い。3Dムジュラサントラは今でも入手可能。

・『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実』(GBC):3曲。カプコン制作という珍しいもの。GB音源がよい。1曲目のフィールドBGMは『夢をみる島』の踏襲。

・『ゼルダの伝説 風のタクト(&HD)』(NGC&WiiU):10曲。トゥーンリンク初登場。同作のフルサントラは今でもわりと入手可能。

・『ゼルダの伝説 4つの剣+』(NGC):10曲。『ゼルダ・ザ・ミュージック』にも収録されていた。音源的にN64版時オカの雰囲気が残っていて個人的にけっこうよい。

・『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス(&HD)』(Wii&WiiU):4曲。Wii最初期のゲーム(もともとGC向けに作ってたのをコンバートしたらしい)。時のオカリナ路線の踏襲で(同じ曲も使われていたりする)ストレートにかっこいいゼルダの集大成的なイメージ。こちらは長らくサントラが出てなかったけど、HD発売でやっと最近出た。

・『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』(DS):3曲。DSのゼルダ。ストーリー的にも風のタクトと連結。タッチペン操作が印象的な作品。。

・『ゼルダの伝説 大地の汽笛』(DS):3曲。上の続編。こっちも見た目同様風のタクト系統の音楽イメージ。

・『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』(Wii):3曲。リアルゼルダ方面では最新作。オーケストラの音圧感がすごくなっている。

・『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』(3DS):15曲。意図的にSFC版前作の雰囲気を踏襲している感じだけど、あの時の音楽を今の音源とライン数でやるとこんな感じになるのかなという印象を受ける。

・『ゼルダの伝説 トライフォース3銃士』(3DS):3曲。これについてはゲーム未プレイなのですが、音楽の印象では猫目リンク路線とリアルリンク路線が融合したようなコミカルでもあり壮大でもある印象。

こんな感じ。特に昔のは印象深く、聴いてると当時プレイしたのを思い出しますね。

 

やっと聴けた『ゼルダの伝説 夢をみる島』オリジナル曲

さてこの中で注目すべきは『ゼルダの伝説 夢をみる島』の曲。

この作品、ゼルダシリーズ本編の雰囲気とは異なってスターシステムなど含むコミカル要素が強いものながら、その操作性の良さや謎解きの楽しさ、そしてストーリーの深さが根強いファンを生み出している作品でもあります。しかし何故かサントラは長年出ず、オーケストラでたまに盛り込まれたり、スマブラの中でアレンジが聴けるくらいでした。しかし今回、オリジナルのGB音源が収録。やっと巡り会えたという感じです。

曲はフィールドの有名曲である『タルタル高原』と、『服のダンジョン』、そして『エンディング~スタッフロール』という最高潮に印象深いシーンの曲。そしてエンディング曲にはこの作品のもう一つの代表曲でもある『風のさかなのうた』の曲も混じっています。当時プレイした人ならかなり印象深く心に染みる曲でしょう。

だけど初代はゲームボーイでもわりと初期の作品だったにもかかわらず、音源やラインの少なさというハンデを感じさせず、とても聴き応えがあります。まあ私の思い出補正もありますけど。ゲームの方も今だとバーチャルコンソール配信されているのでオススメ。

 

出来ればフル収録版希望

というわけで、『夢をみる島』の曲を聴けただけでも自分的には十分価値がありました。それに加えてほかの未収録音源や、既存の代表曲を聴けるのも大きいです。

ただまあこうなると欲が出て来て、『夢をみる島』を主として、今まで収録されていない曲までフル収録したサントラが欲しい、となります。夢をみる島だけでも他の曲も相当よいので。何かの折には期待したいところです。

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