スポンサーリンク

20周年ということで、『パロディウス』シリーズの音楽などについて語ってみる

今日、偶然気づいたのですけど、1988年の4月にMSXで『パロディウス』が発売されてから、ちょうど20周年になるのですよね。でも数年前だとグラディウスが20周年とか、最近だと系列会社の桃鉄が20周年とか言われていましたが、こっちはスルーされているようで少し悲しいので、ここでとりあげることにします。

この『パロディウス』シリーズ、言わずとしれた名作『グラディウス』シリーズのパロディ作品です。しかしただのパロディにとどまらず、その難しくも燃えるゲームに、本家のファンのみならず多くのプレイヤーを魅了してきました。初代はMSXですが、『パロディウスだ!』『極上パロディウス』『セクシーパロディウス』のアーケード3部作はスコア争いがかなり燃え上がっていたようです。私も巣鴨のキャロットで、スペシャルステージをたやすくクリアするとんでもないプレイヤーを見たことがあります。

ちなみにアーケードの他、スーファミやPS、SSにも移植されております(私はサターン版の極上を相当やりこみました)。あとスーファミの『実況おしゃべりパロディウス』というのも出てます。そのほか、『パロウォーズ』など、SLGなど他に進出したものもあります。

 

このゲームの魅力は、その難しいゲームシステムの他に、キャラクターの個性もあります。特に『こいつ』は、当時のゲーメスト対象キャラ部門で格ゲーのキャラや女性キャラを押しのけて1位になるという快挙(怪挙?)をなしとげています。(ちなみに極上のキャライラストはあさりよしとおが描いていたりする)。そんなキャラが徹底的にグラシリーズなどのパロディを繰り広げていたり(ビックコアをまねたキャラだったり、ゴーファーがタコだったりいろいろ)。

10年近く沈黙していましたが、昨年、PSPで過去作の多くが収録された『パロディウス ポータブル』が出ました。ただ、一部音楽が変わっているようです。あと、あの難易度だとPSPじゃもしかしたらキツいかな? でも、この値段ならミュージックプレイヤー的価値だけでも十分あると思います。
パロディウス ポータブル コナミ・ザ・ベスト
パロディウス ポータブル コナミ・ザ・ベスト

 

さて、いよいよこのブログらしく、このゲームの音楽について語りましょう。

このゲームの音楽も特殊で、メインはクラシックや古典音楽など、著作権が切れているもののパロディアレンジ&歴代コナミのゲーム音楽(特にシューティング)のアレンジで構成されています。
しかもどの曲もなかなかコミカルかつノリが良く、今でも急に聴きたくなることがあるのですよね。しかも、コナミ系の音楽は、そのとき登場するキャラ(ボス)も、元ネタの音楽でそれが流れたりすることがあるので、相乗効果で余計面白くなります。一番のおすすめは、極パロ最終ステージの『リカ・オン・ザ・ビート』。この曲が流れる時点で、ゲーム屈指の名物キャラ「ちちびんたりか」が登場するのですが、元ネタのグラII『クラブ』が登場する「The Final Enemy」のパロディ音楽なのですよね(ちなみにそれまでのステージも、最終ステージ道中を意識している構成)。元ネタを知っている人は大爆笑でしょう(知らない人にも相当インパクトがありますが)。

音楽的に一番のおすすめは、スペシャルステージで流れる、コナミシューティングの組曲となっている「メモリー・オブ・シューティング」。歴代の名曲揃いです。もっとスペシャルステージの難易度は全くゆっくり聴いていられるレベルではないですが。

 

サントラは今では廃盤で、値段も高騰してしまっています。特にセクパロ高すぎ(ただ極パロは枚数が多かったのか、中古で比較的安価な入手が可能)。

一応画像を貼っておきましょう。ちなみに極パロは何故かドラマとかよくわからんイメージソングが入っています。当時ツインビー系のリリースが盛んだったので、それの影響?

極上パロディウスサントラ セクシーパロディウスサントラ
まあ、先述のPSPで聴くのが、今は一番確実なのかな?

でも、他のもまとめて(実況パロも含めて)出してくれませんかねえ。けっこう需要が高いとは思うので。そういえばパロ直系ではありませんがやや関連のある『オトメディウス』もコンシューマに移植されるという噂ですし、それと絡めても面白いと思うのですけどね。

 

タイトルとURLをコピーしました