以前にも紹介した『テクニクビート サウンドトラック』購入しました(実はもうひとつ買ったけど、それはまた今度)。
しかしゲームの初出が2002年7月ですから、もう6年近く前のゲームになるのですよね。しかし、待ち望んでいた人も多かったのではないでしょうか。
何故、待ち望まれていたのか。知らない人のための説明すると、このゲームは音ゲー(+アクション)の部類に入るものなのですが、そこで使われている曲の多くが、ナムコの懐かしゲームの曲なのですよね。すなわち、このCDの販売元であるスーパースィープ所属のめがてん細江氏やAYAさんなどがナムコ時代に携わった曲(『リッジレーサー』や『F/A』など)が入っているわけです。そのほかにも往年の名作『ゼビウス』『ニューラリーX』そして『ドルアーガの塔』など多数のゲームアレンジが収録されています。あと、オリジナルで『テクニクティクス』に収録されていない分と、ゲーム発売元、アリカの過去作(『ストリートファイターEX』とか)も入ってます。一番驚きなのは、『カードキャプターさくら』のアニメで使われたオープニング曲『purachina』(菅野よう子さん作曲)がめがてん氏アレンジで入っていること。ナムコもそうだけど、よくCD版権クリアしたなあ……。
で、一通り聴いてみました。仕事帰りに新宿のゲーセンで何気なく嵌っていた6年前を思い出しました。当時いろんなゲームに飽きかけていたので、この時代にやった数少ないアーケードゲームなのですよね。しかし例によって当時は周りの音がうるさくて聴けなかったので、今回じっくり聴けるのがうれしいです。(PS2版買えなかった。ほしいけどもう売ってないし)
このゲームをやったことがない方でも、上質のナムコ&アリカVGMのテクノアレンジ曲集(原曲の作曲者がアレンジに混じってますし)として聴けると思います。おそらくアーケードゲーマー(過去~現在含む)なら、思い入れのある曲がひとつは見つかるのではないでしょうか。私は『F/A』『リッジレーサー』『スプラッターハウス』の世代なので、ここらへんは思い出がよみがえりますね(原曲サントラももってます)。あと、『マッピー』や『ドルアーガの塔』『スカイキッド』など、初期の作品ももちろんいい感じです(このへんはファミコンが初プレイなのですが、知名度も高いでしょうし)。
しかし『大乱闘スマッシュブラザーズX』もそうですが、歴代名曲のアレンジ詰め合わせって聴いてて楽しいなあ。