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『カオスシード オリジナルサウンドトラック』

 

前回『カオスシード』のサントラが届いたことを書きましたが、さっそく聴いてみました。

このブログにてはじめてこのサントラのことを扱ったのが、ちょうど去年の今頃、『エストポリス伝記II』のサントラ復刻が発表されたとき、「カオスシードのサントラも復刻されないかな」と書いたのが最初でした。

それからちょこちょこ名前は出してきましたが、今年3月7日のエントリーにて、『カオスシード サウンドトラック』が4月に発売になると思って驚喜しましたが、その後何故か無期限延期。一時期はサイトロンの組織改編に伴い発売中止になるんじゃ……と不安もよぎりましたが、無事に発売されて今に至ります。

その間にサイトロンはハピネットにと名前が変わったりとかいろいろありましたが、いやしかし、本当に発売されてよかった……
前置きはこのくらいにして、まずは概要から。CD3枚組でオリジナルのスーファミ版、セガサターン版のほか、新規アレンジ2曲、既存アレンジ?4曲、そしてサターンのおまけディスクに収録されていたアレンジ版4曲が入っています。おそらく既存の物は全部入っているかと。ライナーノーツは8ページです。
アレンジは原曲作曲である塩生康範氏、中島亨生氏に加え、相原“J99”隆行氏と飯塚博氏が担当されています。(新規アレンジは塩生氏と相原氏)
どれも原曲の爽快感を壊さない程度にいいアレンジとなっていると思います。

で、オリジナルですが、これもきちんと収録されていていい感じです。特に長年聴いていなかったスーファミ版の音で聴いたときには、かなり感動ものでしたね。(サターン版は今でもたまにやっているので)唯一ループが短めなのが難点ですが、まあCD容量の問題もありますし、今回は1曲が長めなのでまあこれでいいかと。
しかし、よく聴いてみると、一部同社前作の『エストポリス伝記II』で使用されている曲のアレンジっぽいものが数曲ありますね。たとえば「勇者の進撃」という曲はエストの名曲「バトル2」のアレンジっぽかったり。(ここの勇者は作品中では西洋RPG風のキャラなので、狙ってやっているっぽいですが)

まあ、実際のゲーム中にも「4英雄」とかエストポリス伝記の用語が出てきましたし。

 

結論から言えば、満足な出来です。しばらくは私のiPodに入りっぱなしになることでしょう。ちなみにお気に入りはたくさんありますが、「林玲蘭の曲」「盟友推参」「楽天娘々」「イザナギの曲」「ケブレスの曲」「勇者の進撃」あたりですね。あと「思考集計」の曲は、さんざんプレイした人間にとっては耳に張り付いています。

個人的にはSFC版からやっていたので、こっちの音源に愛着がありますね。

しかしこれで、超希望CDがまた1枚出てしまったので、残るは「天地創造」フル収録CDかな。(もしやるんだったら全曲の解説だって書いちゃう位の勢いで)

 

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カオスシード サウンドトラック[GAME SOUND LEGEND SERIES]

 

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