ネバーランドカンパニー制作（発売はタイトー）のスーパーファミコンソフト『エストポリス伝記II』『カオスシード』は、サントラ発表の折に紹介してきましたが、今度はとうとうネバーランドＳＦＣシリーズ（今勝手に名前つけた）最終作である『エナジーブレイカー』のサントラが発売になるということです。（情報提供：ＧＭファンさん（コメント欄））
■エナジーブレイカー サウンドトラック （すみやMEDIA MAX）
とはいってもご存じない方の方が多いような気がします。
これは、前述の通りネバーランドカンパニーが「カオスシード～風水回廊記」の次に出したスーパーファミコンソフトです。ちなみに元のゲームパッケージはこれ。（棚から引っ張り出してきました）
キャラクターデザインは、『トライガン』が世界的に大ブレイクする前の漫画家、内藤泰弘氏です。
ゲームは『タクティクスオウガ』のようなシミュレーションＲＰＧです。ジャンル分けが出来ないほど斬新だった「カオスシード」に比べれば普通のゲームですが、なかなか良くできた良作で、一部では話題になりましたが、もはやスーファミは後期どころか末期（すでにPS・SSが発売されていた）だったので、ほとんど話題になることすらなく、そのまま消えていきました。
余談ですが、私の好きなゲームって小メーカーが時間をかけて作るものが多いので、たいていハード末期になり、良作でも目立たなく消えていくソフトとか、広報不足で大作に押しつぶされるものが多いのですよ。SSカオスシードしかり、「天地創造」しかり、PCE「リンダキューブ」しかり（まあこれはPSのアゲインで報われましたけど）。報われたのはクエストのオウガシリーズくらい？
まあそれはともかく、このゲーム、音楽担当がカオスシードの人が参加しているだけあって、なかなかよいです。
サントラも出ていたのですが、ソフトの数自体が少なかったので、出回りもかなりレアなものになってしまいました。
そのせいもあってか、再販（決定）前の「エストポリス伝記II」「カオスシード」のサントラとともに万単位の超プレミアがつけられていたこともありました。
それだけに今回の復刻は嬉しいです。
ただ、このゲームそんな知名度あるの？というところが疑問ですが、そんなこと言って発売中止になられたらすごく嫌なのでそれは伏せておこうかなと。（すでに伏せてないけど）
ゲームの方はすでに10年前なので正直半分忘れかけてますが、またSFCを取り出して少しやってみようかなと。
あ、余談ですけど、カオスシードサントラ発売にあわせて、ちょっと部屋を掃除していたらまた出てきたおもしろいものを公開しますので…って、私の部屋は魔窟か。
