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スマブラXの『嵐の歌』(ゼルダの伝説シリーズ)について語る

今日はスマブラXの曲の話題から。

まだまだ揃えきっていないスマブラXの曲ですが、とあるゼルダ系のステージであるものが流れるようになりました。その名前は『嵐の歌』。出典は『ゼルダの伝説 時のオカリナ』で原曲作曲は近藤浩冶さん、そして編曲はメガテンシリーズの増子司さんです。

さてこの曲、タイトルだけ聞くとどの曲かわからない人も多いと思いますが、おそらくゼルダシリーズをやっている人であれば、一回聞けば「ああ、これか」とわかると思います。それは『嵐の歌』というのはオカリナ曲の名前で、音楽としては『Windmill Hut(風車小屋)』のほうが有名でしょうから。

ゼルダの伝説シリーズにはメインキャラ以外にも個性的な名物キャラが数多く存在します。一番有名なのは主役をはってしまったチンクルでしょうけど、他にも『夢をみる島』ではメイン扱いだったマリン・タリン(他作品ではマロン・タロン)や、ポストマン(トワイライトプリンセス)など。そしてその中に「グル・グル」という風車小屋でひたすらハンドル付きの何かを回している

おじさんがいます(トワプリでも似たようなキャラがいましたね)。で、『時のオカリナ』、『ムジュラの仮面』、そしてGBの『ふしぎの木の実』ではそのおじさんに会う度にあるテーマ曲が流れるのです。それの名前が『Windmill Hut(風車小屋)』。

これ、ゼルダシリーズの中でかなり目立つのですよね。それの理由は(この音楽が流れる時にグル・グルがいるからというのもありますが)ゼルダシリーズとしては珍しいワルツ風の3拍子であるから。そしてどこかしら変なようでありながら軽快で、ついつい聴き入ってしまう魅力があるからでしょう。1ループ30秒以下という短かさながら、今では立派なゼルダの代表曲のひとつとなっていると思います。だけど他の名曲が鬼のようにあるのに、ややカルト気味なこの曲が来るとは思わなかったなあ……いや、私は嬉しいですけど(でも出来れば『迷いの森』が欲しかったような。あれもシリーズ通じて代表的な曲なので)。

だけど『ゼルダの伝説』における曲の魅力って、こういった短い、効果音か判断に迷うような曲でも心地よいインパクトを残すところなのですよね。それは初代のアイテム取得時の音楽から。そして『時のオカリナ』で使っているオカリナ曲も全て短くしてもインパクトがある名曲ばかりだなと思います。
 

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