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任天堂製ゲームのサントラがかなり少ない理由を考えてみる

クラブニンテンドーの今年度プラチナ会員の特典プレゼントが発表されました。今回は3つ。カレンダーはともかく、『Wiiスーパーファミコンクラシックコントローラ』と『スーパーマリオギャラクシーサウンドトラック プラチナバージョン』(2枚組。1枚のほうはポイント特典でもらえるらしい)って……何ですかこの究極の選択は!

まあ、これが64コントローラだったらそっちだったかもしれませんが(『罪と罰』用)、まあスーファミコントローラなので、僅差でCDのほうにしようと思います。つか、3000円くらいで64型コントローラ出してくれないかなあ……(スーファミのももちろん出してほしい)。しかしギリギリ9月にソフト4本無理して買ってまで、プラチナ会員になっておいてよかった……

 

しかし、『スーパーマリオギャラクシー』のサントラがプラチナ特典だということは、市販される可能性はほとんどなくなるってことなんですよね。

すでにG.M.Revolution ~4th Generation NEXT~さんでも指摘されていますが、任天堂ってこのところゲームのサントラ化が非常に少ないのですよね。2006年からでも『ポケットモンスター ダイヤモンド/パール』、『マリオバスケ 3on3』、『ASH』くらい。さらに任天堂製Wiiソフトでの市販サントラはまだありません。当然Wiiロンチの『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』も。そしてDSソフトでさえ、400万本売れた『おいでよどうぶつの森』や『Newスーパーマリオブラザーズ』のサントラが出ていません。

ともかくかなり任天堂はサントラを発売することに消極的に見えます。言うまでもなく、現在の市場で一番ソフトが売れているのは任天堂。そこが売らないとなるとかなりゲーム音楽サントラの市場が狭まってしまうことになります。

さて、何で任天堂がこういったサントラを進んでリリースしないのかというのを考えてみると、予想できることはいくつかあります。

 

出しても売れないから

言うまでもなく、今は全般的にCDが売れていません。サントラも同じく。となると、今の勢いがある任天堂が、売り上げをあまり期待できないのにそこに労力を惜しむかというと……ってことですね。

 

サントラ販売はあくまで副業と考えている

任天堂は、あくまでゲーム関連の商売を重視しています。副業に手をを出さないという社風みたいなものがありますね。ですが、このサントラも見方によってはゲーム外のものです。なのでそこにあまり注力するのを会社として是としないとも考えられます。
まあ、CDである以上、どうしても販路を確保するために、どっかのレコード会社と組む必要もありますしね。

 

携帯サイトを持っている

私も入っていますが、任天堂は携帯サイト「任天堂モバイル」を持っています。ここでは着メロや着うたがDLできるのですが、これと被らないためにCDを売らない、ってことも考えられなくもないです。実際こっちのサイトでは、トワプリありますし(全曲ではないですが)

 

あと、『BGMをあまり目立たせたくないから(ゲームの一部分と考えているから)』てのも思いつきましたが、ま、これはないなと思って除外しました。

 

まとめ

まあおそらくは『昨今の音楽市場不況で、出しても売れないから』というのが主だと思います。故に人を割けないし、無理に売り込みをする必要もないってところで。

でも、ゲームを作品(文化)として捉えるのでしたら、それの音楽も例え儲けが薄かろうと作ってくれると非常にありがたいのですけどね。それこそスクエニみたいな自社レーベルで。レコード会社と組みたくないなら極論通販のみでもいいので。
まあ何が言いたいのかというと、トワプリのCD出してくれと(結局こんなオチかよ)。

しかし作曲者が豪華有名な『大乱闘スマッシュブラザーズX』で出ないなんてことないよなあ……

 

追記

音遊録さんにて、過去この問題に直接任天堂の人が答えている雑誌記事を紹介されております。(コメントより。ありがとうございます)

どうして任天堂はCDを発売しないの?

だいたい思っていた通りな感じでした。ならせめてクラブニンテンドーでもっと多数出してくれないかなあと。100ポイントくらいで。
あとカトゆー家断絶さんでコメントいただいた雑誌の付録のサントラは、おそらくスーパーファミコンマガジンの特別付録だと思います。ヤフオクでたまにプレミアついて出てます。

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