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new 3DS はタッチペンを使わなくするか

任天堂から「Newニンテンドー3DS」と「Newニンテンドー3DS LL」が発表されました。

Newニンテンドー3DS

下が報道記事。

CPUが変更! 新たにCスティックを搭載した「new ニンテンドー3DS」と「new 3DS LL」 – GAME Watch

下が動画。

 

 

new 3DS & 3DSLLの特徴は?

さて、今回の特徴としては、報道では主に以下のような点が大きな変化として挙げられています。

・新CPUを搭載

・new ニンテンドー3DSは画面のサイズが従来の1.2倍

・画面右に「Cスティック」、本体背面には「ZR」、「ZL」ボタンを搭載

・new ニンテンドー3DSは、本体のカバーを着せ替え可能

・micro SDHCメモリカードに変更

・NFCリーダー/ライター搭載

・3Dブレ防止機能

・ABXYボタンがカラー化

・「new ニンテンドー3DS」は16,000円、「new ニンテンドー3DS LL」は18,800円

・日本独自販売

 

3Dは「ブレるから」という理由で私はほとんどOFFにしていましたし、そうしている人も多かったと思いますが、これで利用が改善されるでしょうか。

NFCリーダー/ライターがついたことですが、これはスマホを持つにはまだ早い子どの向けの決済ツールとしての活用も狙っているのかな? となると、今後これが普及すればNFCリーダー/ライターが携帯機のディフォルトとなるかも。

あとはSDカードの変更ですが、まあそうなるよな、という感じ。交換がめんどくさくはなりますが、まあスマホやケータイと同じ感じかな。

 

既存ボタンの形状、配置の変化が大きい

しかし、私の見たところそのほかの変化として主なものは、以下のものがあります。それは既存ボタンの大きさと配置が変化したこと。

ABXYボタンの配色が変わったのはわかりやすいですが、それらのボタンの大きさも微妙に変化し、若干大きめになっています。それ以上に大きいのは、STARTボタンとSELECTボタンの位置が画面下から右下に変更になったこと。そして電源ボタンが側面に移動しています

実はこれが影ながら大きいと思います。というのは、今までSTARTボタンとSELECTボタンは必要なわりに押しごたえがあまりよろしくない感じで、バーチャルコンソールの時などはかなり不満を感じていました。さらにどうも電源ボタンのほうが目立つので、つい間違えてそっちを押してしまうこともありました。それらを改良し、配置し直したのは、ゲームの快適性にとって大きいと思います

ちなみに携帯ゲーム機では、2ボタンのゲームボーイを除けば押しごたえが一番よかったのは、PSP-3000だと思っているのですが、それを超えるか注目しています。

あと、ディフォルトでフィルタリングがONになって、解除がめんどくさくしてあるのは、かつて出会い悪用の事件があったせいですかね。しかし認証解除にクレジット認証必要みたいですが、なんかちょっと持ってない大人で揉めそうな気もしないでもないけど。

 

今後、タッチペンの使用頻度は低くなってゆくのか

今回のnew 3DS ですが、実は、最初はCスティックとボタン数の増加に注目して、当初はほとんど新ハードじゃないかと思っていたのですが、よく見てみるとすでに発売されているモンハンなどに使う拡張パッドを装着したときと同様の感じなのですね。故に、パワーアップはしてるけど、新ハードと言えるまではいかないかなあというのが印象です(ゼノブレイドとかnew3DS専用ソフトは出るみたいだけど)。

しかし、既存の3DSや3DSLL、とりわけ初期3DSから比べて、ひとつ注目していることがあります。それは、タッチペンの存在。

タッチペンの収納位置は、側面の背面から前面に変わっています。これは取り出しやすくてよくなったと思うのですが、同時にタッチペンの現状を示しているのでは、とも思うのです。

というのは、最近の3DSゲームをやっても、最初からはペンを使わず、指で選択してしまうことが多いのですよね。それはスマホ慣れしまっていて、いちいちスタイラスを持つのがめんどくさくなってきているのです。故に必要な時以外は使うことなく、押せるものは指で押す、という感じ。だけど、小さい画面だとどうしてもペンを使わないといけない場合もありますが、正直めんどくさいというのがあります。ちなみにLLの場合、自分でも片手で本体を持ちながら片手でペン操作をするとちょいと手が疲れるのですが、子供や女性とかはかなりの負担になるのではないかと。

そこで今回画面が大きくなったことで、よりいっそうペンを使わず指を使うことが多くなりそうですが、もしかしたら任天堂自体、それを狙っているのでは、とも思うのです。すなわちLLばかりでなくて小型のほうも、画面を1.2倍に大きくして、指での操作がしやすくなるようにして(これはソフト依存も大きいですが)、ペンを使わなくなる方向にすると(そういえばプレゼンテーション動画でも、ペンを使っているところほとんど見なかったような。)。大ざっぱに言えば、タッチ操作について現在の主流であるスマホの操作に合わせる感じにしたという感じ。

まあ感圧式でのタッチパネルとスマホで使われている静電気感知のタッチパネルじゃまるで違うので同じようにはできませんが、利便性を上げるために、あまりタッチパネルを使わなくなる可能性はあるなと思います。

そうなると、ザウルスなどのPDAから続いたスタイラス使用のものが、そのハードデフォのものとしてはなくなってゆくのかなと。まあiPhoneの開発コンセプトには、スタイラスからの脱却というのもあったみたいですし、そっちが普及すればそういう流れになっちゃうのかな。ipadなどでのオプション的使用は残ると思いますが。

まあ、ほとんど発表もされておらず、実機も触っていない状態で勝手な予測をしてみましたが、今回の新しいものが、任天堂ハードならDSが初代からDS Liteに変わったときのように、PSPならばPSP-3000のように、操作性が格段に上がり、新しいソフトも、そして今までのソフトも快適にプレイ出来るようになってれば嬉しいと思います。

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