唐突に『私と駄菓子屋ゲーム』。
私は小学生の頃、絵の習い事で井荻あたりに通っていたのですが、それのあたり、千川通り沿いで、環八のすぐ近くにヨークマートがありました。そこには15×10平方メートルくらいのスペースにゲームコーナーがあったのですが、やはりスーパーのゲームコーナーだけあって子供用のもの、つまりメダルを入れて当てるゲームとか、じゃんけんゲーム、パチンコ風のゲームといった、いわゆる『駄菓子屋ゲーム』が半分を占めていました。
当時(20年くらい前)はさすがに電子制御のものが多くなってきてはいましたが、「ムシキング」のようなものは影も形もありませんでした。あるとすれば「ダイダマン」という基本メダルゲームで、頑張ればカードが出るゲームくらいです。(もしかしてムシキングの原点?)
※ちなみにヨークマートは現在でもありますが、ゲームコーナーは10年前くらいに撤去されてしまったようです。
余談ですがコーナーの残りの半分はテーブル筐体、もしくはスタンド型筐体で、そこが私のアーケードゲームプレイの原点のひとつになるのですが。ちなみに当時鬼のようにハマっていたのが『魔界村』『戦場の狼』『ボンジャック』でした。さらに人生で初めてアーケードゲームとファミコン移植の差に愕然としたのも『魔界村』だったりします。(小学生の当時はスペックとかのことなんてちっともわからないからなおさらね)
さて、話を駄菓子屋ゲームに戻します。
そんな懐かしい『駄菓子屋ゲーム』なのですが、以前に罰記さんを読んで、駄菓子屋ゲーム博物館というのが期間限定でオープンしているというのを知りました。で、面白そうなのでちょっと今日行ってきました。
でも、私の住んでる練馬区(西武池袋線沿い)と板橋区(東武東上線沿い)って、距離的には近いのに交通事情的にはめんどいのですよね(一度池袋でないといけませんので)
まあそれでも遠くはないので1時間くらいで着きましたけど。
あったのは通り沿いの空き店舗を利用したと思われるところ。店の中を一目見れば「ここがそうか」とすぐにわかりました。
なんか「空き店舗活用コンテスト」の賞状も飾ってありました。
本当ならばもう閉鎖していたのですが、あのナムコの創業者である中村雅哉名誉相談役が突如訪れ、バンダイナムコゲームスの協賛となることで1ヶ月開催を延長したそうです。(HPの記事より)
ちなみに私はここに来る前にファミ通で記事になっているのを見たのですが、わりといろいろなところで取り上げられているようです。
そういうことで知名度が高くなっているのか、わりと大勢の人がいました。(まあ土曜ですしね)
意外だったのは(私のような)レトロゲーマニアばかりいるのかなあと思っていたのですが、そうではなくて(まあそういう方もいらっしゃいましたが)家族連れの方もいて、子供が楽しそうにそれらの古いゲームを楽しそうに遊んでいたのが印象的でした。(ちなみにお父さんが私と近い年代かな?)
まあでも、私が小さいときと同じような楽しさを感じているのだとしたら、たとえ技術的には昔のものでも面白さは不変ってことでなんか嬉しいですな。
ちょいと長くなってしまいそうなので、個々のゲームなどについては後編に回します。