最近ゲームサイトや書籍(同人誌含む)等において、昔からゲーム業界に携わっている人のインタビューをしたり、昔の資料を発掘する記事が増えています。もしくはそのゲームに携わった人自らが、Twitterなどでその当時のことを発信してくれることも多くなり、ゲーム史に関わる貴重な証言や資料が数多く出て来ております。
それらの記事は出来るだけマークしているのですが、備忘録代わりに載せておきます。
ファミコンの上村氏とPSの久夛良木氏が対談したセミナーレポ
ファミコン&スーファミの開発者である元任天堂の上村氏と、PSの開発者である久夛良木氏が対談したというセミナーのレポート。もともとPSは当初スーファミの周辺機器として開発されていたという流れもあり、貴重な証言。
ストII西谷氏と鉄拳原田氏の対談における格ゲー創世記の話
ストIIシリーズの生みの親である西谷氏と、鉄拳シリーズの原田氏の対談。90年代格ゲーの話が出てくる。
上の記事含め、電ファミニコゲーマーは、そのサイトが出来てから貴重なインタビューを色々行っているので、ゲーム史的にかなり注目。
「うる星あんず」氏へのインタビュー
ゲーム黎明期のプレイヤーでもありライターでもあるうる星あんず氏への、マッピー及び発行された攻略本に関してのインタビュー。音楽のことについてもかなり触れられている。
話に出て来ている、ゲーム文化保存研究所はこちら。
ネジコン開発秘話
初代プレステの名周辺機器である「ネジコン」の開発者へのインタビュー。
ドット絵師達へのインタビューシリーズ
ファミ熱!!プロジェクト内における「ファミ熱!! ゲームの匠」というコンテンツでは、ドッ「ドット絵の匠・インタビューシリーズ」として、有名ゲームのドット絵師へのインタビューシリーズを行っている。今まで元ナムコの小野浩氏、スクウェア・エニックスのの渋谷員子氏、『メタルスレイダーグローリー』の☆よしみる氏、Nintendo Switchでドットで表現したゲームの『神巫女 -カミコ-』のユウラボ氏、ドット絵タイトルを作ってきた会社インディズゼロ、そしてゲームフリークの杉森建氏へのインタビューを行っている。
任天堂スーファミソフトの開発者インタビュー
「ニンテンドークラシックミニ ファミコン」にあわせての任天堂サイトでのインタビューシリーズ。故岩田氏がやっていた「社長が訊く」シリーズ同様、当時の開発の話など貴重なものが出てくる。
池袋西口にゲーム黎明期からゲーセンを抱えたロサ会館について
池袋西口に相当昔からあり、ゲーセンとしても存在しているロサ会館について。スペースインベーダー時代の話も。
メガドラ時代のソフトハウス経営者トークライブ
10月27日に行われた、メガドライブのセカンドパーティーとして有名な存在だった、ソニック(現・キャメロット)の高橋宏之氏、トレジャーの前川正人氏、コンパイルの仁井谷正充氏の対談レポート。
任天堂の大成者、山内溥氏の映像
記事自体はだいぶ昔からあったかもしれませんが、NHKアーカイブで任天堂を世界企業に押し上げた故山内溥元社長へ取材した動画があったので。周辺風景もあわせて今となっては非常に貴重な動画。
最近ゲーム史関連の活動が増えている感じ
ここ1,2年で急激に、ゲームの歴史のアーカイブについて触れられるようになってきた感じがあります。各種団体も生まれたり、そこでセミナーなどのイベントやインタビューが行われるなど。
たしかに今、保存できるものはしておかないと、消失してゆく危険性は年々増すわけで、良い動きだと思います。
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