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キリンジ堀込高樹氏がナムコ時代に参加していた『風のクロノア』の音楽

「キリンジ」というポップデュオをご存じの方はわりといると思います。そしてナムコのアクションゲームの名作『風のクロノア』をご存じの方も多いでしょう。

でも、キリンジの兄の方である堀込高樹氏が、デビュー前にナムコに在籍しており、そこで『風のクロノア』の一部の曲をはじめ、いくつかのゲーム音楽を作曲されていたこともご存じの方は少ないかもしれません。まあキリンジのファンの方、もしくはかなりのゲームミュージックファンの方ならば、ご存じの方も多いかもしれませんが。

代表的なところでは、『スーパーファミスタ4』、『スーパーファミスタ5』、『パックアタック』(日本ではPSのナムコアンソロジー2に収録)、そして前述の『風のクロノア』にも数曲参加されています。というわけで、ここでは『風のクロノア』の音楽を語ってゆきましょう。

 

さて、堀込高樹氏が参加されているのは、『MAD SHADOPH BLUES』『JAGPOT KING SPEAKS』『GRANNY’S WORD』『I SEE』の4曲。基本的にステージ曲ではなくて幕間曲なのであまり派手さはありませんが、落ち着いていていい曲ばかりです。ただ『I SEE』はおどろおどろしいけど。
ちなみにこのうち『JAGPOT KING SPEAKS』(シードフ王が元に戻った時の会話シーン。まあタイトル通りですね)は、キリンジのアルバム『ペイパードライヴァーズミュージック』内の「甘やかな身体」で実際に流れます(このようにキリンジの曲で、過去のナムコ曲が使われているものが数曲あるみたいです)。iTunesでもあったので購入して聞いてみましたが、落ち着いていてわりといい曲でした。
さて、ここまではキリンジの堀込高樹氏にスポットを当ててきましたが、ここからは『風のクロノア』の曲の話。とはいっても、有名&名作ゲームであるのでご存じの方も多いでしょうけどあえて。

堀込高樹氏の曲の他にも、可愛らしいキャラとたちとその世界観に合うポップな世界を演出する音楽は、非常に素晴らしいものになっています。ただボス戦闘シーンや後半の世界ではだんだんとシリアスな感じが混じってきて、迫力が出てきます。『DAWN OVER DAWN&DARK INTO DARK』の曲の入れ替え演出はかなり感心させられますし。それに『BALADIUM’S DRIVE』(4-2ボス曲)は、曲単体でもかなり素晴らしいものなのに、それ前後のストーリー展開と合わせて痺れるくらい素晴らしいものになっていて、一番のお気に入りです。
ちなみにサントラもまだAmazonにあるみたいですので、興味のある方は聴いてみてください。未プレイの方は、PSのソフトか『ナムコレクション』内にあるもののどちらかもプレイすると尚更。私も最近やり直しましたが、今でも十分楽しめました。
2のほうも、かなり良い曲が多くていい感じですよ。

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風のクロノア ― オリジナル・サウンドトラック

私はいまだにナムコには、これの正当アクションとしての続編を出して欲しいと願っています。

 

■追記

ちなみに『みんな大好き塊魂』には、多くのアーティストに混じってキリンジも曲を提供しています。

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