見逃せないニュースが数多く出てきたので、更新。
まずはこれ。
■ドリームキャスト用『BORDER DOWN（ボーダーダウン）』がメッセサンオーにて限定“再販売”決定
まさかこれがまた出るとは思わなかったので、かなりびっくりしました。だけどこの記事の「稲越」って方、昔いて雑誌連載とか持ってた名物店長だよな……辞めてたはずだけど、いつ帰ってきたんだろ？ まあいいか。
さて、ここでは「ボーダーダウン」とこれの開発元「グレフ」についてちょいととりあげさせていただきます。
まず、この開発元の「グレフ」という会社は、元タイトーのスタッフで、『Gダライアス』などを開発したスタッフが独立して設立した、主にシューティングゲームの開発を行っている会社です。ちなみにこのソフト以外にも、ドリキャス最後のソフトと言われた（しかし実際はその後にエグゼリカやカラスが出ましたが）「アンダーディフィート」の開発もしています。
さて、この「ボーダーダウン」ですが、アーケードで作られ、後にドリームキャストに移植された横シューティングです。開発者がタイトーの名作シューティング「メタルブラック」の影響を強く受けていると公言しているように、このゲームには世界観やシステムなど要所要所で、メタルブラックのような要素が盛り込まれています（ちなみに「Gダライアス」にもビームとかメタブラ的要素がありましたよね）。
音楽も元タイトーZUNTATAで「メタルブラック」を担当されたYack.氏だったりします。
しかし、これが出た頃はシューティングは冬の時代で、生産自体があまりされずにすぐ消えてゆきました。しかし、その出来のすばらしさから、プレミアソフトとなってしまいます（このへん、「斑鳩」も同じパターンですね）。一部の店では2万越えしていましたね。
しかし、今回メッセサンオー限定ですが、まさかの再販、しかもサントラ付きという喜ばしい展開になったわけです。
そんなわけで、現在でもドリキャスを持っているシューティング好きの人は、サントラと一緒に買うことをおすすめします。
だけど、こういった埋もれたものを再販してくれるのは本当に嬉しいです。これに続いていろいろ出してほしいものはあるので、とりあえず私は両方とも購入します。
