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昔はプレミアがついていたけど、今は再販などで落ち着いたゲームサントラ

ゲームサントラを集めている人の中には、中古CDで価格が高騰しているもの、いわゆるプレミアものを目にした、もしくは買ったことのある人は多いと思われます。しかし、このブログではあまりそういったものの紹介はしてきませんでした。その理由は、プレミアは主に市場の原理(出荷数の少なさ)が主な要因であるのに、それを値段によって優劣をつける印象を与えるからです(もちろん入手したい人がいるから価格が上がるのですが)。また、ここで紹介したデータを利用して、転売屋と呼ばれる人が目をつけて、実際に欲しい人がよけい入手しにくくなるのも避けたかったですし。

しかし、最近はそういったものの再販もなされて、価格が落ち着いて来ました(よって、再販時にはよく紹介していましたね)。ですので、そういったものなら紹介してもいいかなと。それにこういった再販ものが売れれば、販売元も利益になると認識して、次のプレミアものが再販されるきっかけにもなるかもしれませんし。


では、さっそく。

PROJECT SOUL the PRIMARY SOUND BOX-SOUL EDGE~SOUL CALIBURI&II-

まずはつい最近発売されたBOX。これは発売前、ソウルエッジはだいたい4000円、ソウルキャリバーIIもだいたい4000円、そしてソウルキャリバーのサントラは15000円くらいというプレミアがついていました。なんとしても欲しかったソウルエッジはプレミアで買いましたが。それがBOXで聴けるようになったので、非常に嬉しかったですね。

■参考:『PROJECT SOUL the PRIMARY SOUND BOX』購入したのでレポ | ゲームミュージックなブログ GMDISC.com

※2015/9/16追記

現在は新品ではあまり見かけなくなってます。

 

エストポリス伝記II・カオスシード・エナジーブレイカー

SFC時代にネバーランドカンパニー開発、タイトー発売のソフト3種類。これ、SFC当時は目立たなかったのですが、後に隠れた名作として名が上がり、音楽の良さも広まったというもので、サントラが出たには出たけど出回りが悪かったということから、とんでもないプレミアがつきました。たしかにエストポリス伝記IIが3万円、カオスシードは6万円、エナジーブレイカーも5万円くらいになっていたかなあ。

しかし、少し前にサイトロンから復刻されました。しかもエストはI、IIとGB版セットで、カオスシードはSFC版とSS版セットという豪華仕様で(皮肉にも、これらがサイトロンのゲームサントラ末期作品となってしまうのですが)。この復刻を聞いたのはブログ始まって間もない頃ですが、かなり嬉しかったですね。
GAME SOUND LEGEND CONSUMER SERIES 「エストポリス伝記 サウンドトラック」 カオスシード サウンドトラック[GAME SOUND LEGEND SERIES] エナジーブレイカー サウンドトラック[GAME SOUND LEGEND SERIES]

※2015/9/16追記

ただ、サイトロン消滅で新品での入手は困難に、中古でも前ほどではないけどあまり簡単には手に入らなくなってます。

旧スクウェアのサントラ

今では続々再販してくれたおかげで簡単に入手できる旧スクウェアゲームのサントラ(特にFF以外)ですが、昔はかなり高騰していた時代がありました。というのは、一時期スクウェア製のCDを出していたデジキューブが破産してしまったために、一気に販売が止まってしまったからなのですよね。それで高騰してしまったものには『クロノ・クロス』『ベイグラントストーリー』『アインハンダー』『ゼノギアス』『ファイナルファンタジータクティクス』『デュープリズム』などがあり、相場は1万円前後まで行っていました。しかしこれらをはじめ、今ではサントラでもiTunesでも比較的簡単に入手できます。これは純粋にスクエニのリリースに感謝したいですね。あとはエニックスものもやってくれればいいのですが。
クロノ・クロス オリジナル・サウンドトラック VAGRANTSTORY Original Soundtrack EINHANDER Original Soundtrack ゼノギアス オリジナル・サウンドトラック FINAL FANTASY TACTICS Original Soundtrack デュープリズム オリジナル・サウンドトラック

ブレス・オブ・ファイアシリーズ

カプコンの代表RPGシリーズ。しかしこれも入手が難しかったのですよ。特にIVとVにプレミアがついていましたが、今ではたのみこむからまとめて再販されました・

※2015/9/16追記

……が、これもたのみこみこむ閉鎖に伴い入手困難に。

 

さて、これは一例で、これ以外にもあるのですが、実はこのように再販されたものの中でも、その再販版自体がプレミアがついてしまったものというのもあるのですよね。つまり再販をしたけど、それを打ち切ってもなお、新しい需要が出てきてしまって価格が上がるという。ということで、再販をしてもそれがずっと安定して定価で買えるとは限らないのですよ。

何を況んやかというと、要は初版再販どっちの場合も「欲しいと思ったらすぐ買っておけ」ということで。「いつまでも、あると思うな、親とゲームサントラ」。

 

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