家庭用ゲーム機の歴史ももう20年以上となります。その間、ソフトは山のように発売され、同時にテレビでのCMも無数に流されてきました。その中には有名なもの、楽しそうなもの、笑えるものとたくさんのものがあります。しかしゲームが必ずしも笑いや明るさを売りせず、怖さを売りにしてあるものもたくさんあります。そして同時にそういったソフトはCMも「怖い」ものになるのはさして不思議ではありません。
そんなわけで今日は、記憶に残る怖いゲームのCMをいくつか挙げてみたいと思います。
しかし冬にやるような企画ではない気もしますが、まあいいや。でもさすがにちょっと遠慮して、追記モードにしておきます。ニコニコも貼っておきますが、当然耐性のない人は見ないようにしてください。まあどれも民放で流れたCMですけどね。
ファミコン探偵倶楽部(FC)
個人的トラウマ(当時小学生)。おそらく首つり死体や目をむいて死んでいる顔をファミコンでかなり生々しく表現したはじめてのソフト。任天堂製ソフトなのでこのCMがゴールデンに流れるのですが、死体のゲーム画面のみならず目玉のアップ、脳など子供に恐怖を与えるのにはもってこい。その度にテレビから離れてしました。そのおかげで名作『ファミコンウォーズ』のCMを見るのが遅れました。
邪聖剣ネクロマンサー(PCE)
これも有名ですね。特に最後の血の涙が。キャッチコピーも「夜、一人では遊ばないでください」だし ゲーム自体もおどろおどろしい敵や、それ倒すときに血が吹き出るとかいろいろ怖さを盛り込んでいます。
リンダキューブアゲイン(PS)
PSの倫理基準を変えたとまで言われた(実際このソフトのために赤▲マークが作られた)名作のリメイク。ビジュアル的恐怖のみならず、精神的恐怖も抜群。ただ非常におもしろいです。
さて、このCMはいわくつきでして、テレビではほとんど流れなかったとか。それは当時酒鬼薔薇事件という猟奇殺人事件が起こったために、この手のものはテレビで自粛せざるを得なくなってしまったので、そのためと言われています(当時のSCE製品はCMの露出が多かったのに……)。ただし、映画館の上映前CMではそれなりに放映されたようです。
ちなみにバイオシリーズも零とかも個人的にはどれほどでもないので割愛しました。 でも最近は自主規制がかかってこういったのが流れなくなったのはちょっと残念です。
おまけ:PS3
『怖いCM特集(ニコニコ)』で話題になっていたので。評判は悪いけど、このくらいとがっているCMは個人的には好きです。