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FF12サントラが、オリコン初登場7位に

※この記事は2006年6月10日に書かれたものです。

 

先日のオリコンによると、『ファイナルファンタジーⅫ』のサントラが、2.2万枚の売り上げでオリコンウイークリーで7位に入ったそうです。だけど、FFシリーズの知名度と崎元氏の音楽、それに豪華なセットの割には良心的な値段ということを考えれば、それほど不思議ではないかもしれません。
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さて、これを見て私は、「とうとうゲーム音楽のサントラもオリコンに入るようになったか」(アニソンは一位とかになることがたま~にありますけどね)と思うのと同時に、「2.2万枚で7位?」と感じました。ゲーム音楽の売り上げにおいて2.2万は少ないとは思いませんが(下手すりゃ普通のPS2ソフト売り上げより高いしね)、その数値で7位という高順位はちょっと驚きました。

だけど、日本におけるCDの売り上げって、別に今さらっていうか、数年前からこうなんですよね。どうもミリオン連発とかの世代で育っていたのでこうやって数字を見ると音楽不況だとわかっていても違和感を覚えてしまうのですが。まあ、何でこんなにも音楽産業が不況になったかはいろいろ思いあたるところがあるのですが、かなり長くなりそうなので、それはまた別の機会にでも。

 

でもおそらく、現在のゲームミュージックサントラ市場において、このFF12の2.2万(+来週分以降のいくばくか)がたぶん売り上げのMAXラインなんですよね。となると、そこそこの知名度のサントラとか、私も買うのを見送るようなサントラなんて、売り上げがどのくらいあるのやら。そう考えると、ゲームサントラは発売から廃盤までの寿命が短く、復刻版もなかなか出ない理由が納得できます。出しても3桁とかしか売れなかったらほとんど利益出ないでしょうに。

そんな状況の中大変でしょうが、サントラ制作会社の方々には頑張っていただきたいと思います。

変に抱き合わせたり、中身以外の部分を豪華にしてボッタクリ価格にしないで、中身のいいものを出して頂けるのなら、私のように購入する一定数のユーザーは必ずいると思いますので。そういった点でこういったブログがほんの少しでも役に立てば嬉しいのですけどね。

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