金曜発売のファミ通を見ていたら、特集で植松伸夫氏をはじめとしたゲーム開発者達がインタビューを受けているページがありました。
植松氏や桜井政弘氏がファミ通でインタビューを受けること自体はそんなに珍しくないのでそれを何気なく眺めていたのですが、すぐに「ゲーム音楽」「コンサート」という文字が目に入り、そして「ZUNTATA」とか「矩形波倶楽部」とか、アルカディア（アーケードゲーム専門誌）ならともかく、現在のファミ通ではあまりお目にかからない単語が。
そこで改めて最初から読んでみると、なんとゲーム音楽のクラシックコンサートを秋に行うということです。
PRESS START Symphony 2006（仮題）
開催日：2006年9月22日（金）
場所：東京都渋谷Bunkamuraオーチャードホール
指揮：竹本泰蔵
演奏：東京シティフィルハーモニック管弦楽団
ちなみにファミ通の記事内容はまとめて以下のような感じでした。
■このコンサートを企画した５人（）が出会ったきっかけ。（追記：５人とは、植松伸夫氏、野島一成氏、桜井政博氏、酒井省吾氏、そして指揮者の竹本泰蔵氏）
■何でコンサートをやろうと思ったのか。
・昔はいろんなメーカーのゲーム音楽を集めたコンサートがあったのに（すぎやまこういち氏理事の日本作編曲家協会主導のものとか）、今ではなくなってしまった。
・昔はメーカーバンドもあったのに（ZUNTATAや矩形波、アルフ・ライラ、新世界雑技団など）、今ではトーンダウン。（ちなみに欄外にこれらのバンドの解説あり）
・海外の方がゲーム音楽に注目が集まっていて、コンサートも増えている。
■演奏曲は未定、聴かせ方を考えている
■（本職の指揮者である）竹本泰蔵さんの存在
■それぞれのゲーム音楽への思い
詳細はまだ出ておりませんでしたが、（というより、記事を見ると詳細が決まっていないみたいですが）ファミ通.comでそのうち続報があるらしいです。
最近はコンシューマに関してはひとつのゲームの音楽（FFだけとか）とか、一人の作曲者のコンサートやライブが多かったので、これは素直に嬉しいニュースです。
まだ先ですが、何とか時間取って行きたいなあと思う次第。
