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闇に葬られる可能性もあった?『たけしの挑戦状』

密かに残念なことになってしまったソフトがありました。

コクヨ 社員が痴漢でソフト回収 当該ソフトの発売日はなんと本日!!|げむげむまにあ~ゲームニュースにツッコミを~

「ビズ能力DSシリーズ 話心の素」というソフト。どうやら開発に携わった人が痴漢で逮捕されてしまったための対処のようです。

ゲームの封印作品といえば『格闘超人』くらいでしたが、下手をすると新たに加わってしまうのかなあ……まあ「中止」ではなく「見合わせ」っぽいので、そのうち出てくると思いますが(おそらくスタッフロールを訂正して焼き直しするような気が。下手すればマニュアルも刷り直しかな?)。
でも、ゲームの関係者が発売日前に逮捕される事件って実は過去にも起こってるんですよね。それがあの有名なソフトである『たけしの挑戦状』。

 

『たけしの挑戦状』の発売日は1986年12月10日ですが、実はその1日前にとんでもない事件が起こっています。それがたけし軍団フライデー編集部襲撃事件

当時私は小学生でしたが、大騒ぎになったのを覚えています。レギュラー番組も軒並み変更になりましたしね。

でも、当時のタイトーで何が起こっていたのか、そしてどう判断したのかはわかりませんが、ソフトは問題なく発売されました。……なんか「別の意味で発売中止になった方が良かったんじゃ……」というツッコミが聞こえてきたような気がしますが、それはそれ。

 

でも、私としては別にこれに問題があったとは思いません。それはゲームは集団で作るもので、一人で作るものではありません。それに1人が何かしでかしたとしても、そのゲームの直接の関係がある犯罪でない限りはゲームに罪はないと思うからです。

ちなみに当時のたけしの人気もあったためもあるでしょうが、発売したことに対して文句が出た、って話はあまり聞いていませんし。……まあ、全く別の意味での文句はそれよりはるかに大きかったですが。

今回のコクヨの件でも「ゲームに罪はない」と思っている人は多いでしょう。外部でも内部でも。でも、それでもこのような対処をしなければいけないというのが『会社』というものなんだろうなあ……などと思ったり。

とにかく、このようか形で封印作品が出来るのはどうかという感じがするので、そのうち出して欲しいですね。

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