以前ゲームミュージックDJCDが付録でついてくる「ガンガンパワード」について紹介しましたが、今月、それの第2号が発売されました。
■スクウェアエニックスミュージック内 「MUSICパワード」
http://www.square-enix.co.jp/music/sem/page/djcd/
※次回用の曲リクエスト(エニックス系だけですが…)とかも受付中みたいです
今回のCDはイトケンこと伊藤賢治さんがゲスト。
トークは前回よりやや堅さが取れている感じがあって、話が軽快に弾んでいた気がするのでよいのではないかと。予想したよりイトケンさんのトークがかなり上手かったのが強いですが。
今回の曲はゲストから主にSa・Gaシリーズのもの中心で構成されています。
・”Battle#4″/「サガフロンティア」より
・”エピローグ”【生演奏】/「ロマンシング サガ2」より
・”Rising Sun”【生演奏】/「聖剣伝説DS Children of Mana」より
・”オープニングタイトル”/「ロマンシング サガ -ミンストレルソング-」より
・”必殺の一撃”/「Sa・Ga2 秘宝伝説」より
(ゲームミュージッククラシック・GB原曲!)
・”いつか帰るところ”/「ファイナル ファンタジーⅨ」より
(リクエスト曲。これは植松さんですね)
・”四魔貴族バトル2”/「ロマンシング サガ3」より
【生演奏】は、スタジオ内に機材を持ち込んでのイトケンさんの電子ピアノ生演奏で、かなりポイントの高いものかと。これでサントラを聴くのとは別に、このCDの独自性が出たように思えます。
ちなみに、次回のゲストはこれもまたスクエニつながりで下村陽子さんだそうです。となると次々回以降は浜鍋さん、崎元さんあたりか?
というわけで、伊藤賢治さんのファン、ゲーム音楽好きの旧スクウェアファンなら買って損はないと思います(540円だし)
以下余談になりますが…この漫画誌、CDのほうはこの500円ちょっとという雑誌の付録にしては上出来だと思うのですが、マンガの方は今ひとつどの層をターゲットにしているのかがわかりません。ガンガンの兄弟誌ということと、全体の絵柄の雰囲気(「ヴァルキリープロファイル2」のマンガとか載っている)から同年齢向けと思えるも、「キミキス」系の話も多いので子供向けとは思いにくいし、かといって一般青年層を狙っているにしては『ヘルシング』(平野耕太)のパロなんかが載っていて一般の人にはわかりにくいだろうし…そのわりにオタ層向けにしては、電撃大王みたいに濃いとは思えないし…
なんかスクウェアエニックスの理性が、完全にオタ向けになるのを中途半端に止めてしまっているような印象があります。そこをどうにかしないと、この手の雑誌は廃刊しやすいので…(増刊だし)