今日、Amazonから『エストポリス伝記 オリジナルサウンドトラック』が届きました。
10年前、スーパーファミコンの『エストポリス伝記2』に感動した者の身としては、なんとしても手に入れたい一品でしたが、旧版はプレミアが付いて、数万円というとんでもない価格になっていたため、さすがに手が届きませんでした。
しかし、この度ゲームボーイカラー版の「エストポリス伝記 よみがえる伝説」のBGMとアレンジを加え、4枚組で発売されました。
さて、まずはCDのうち1枚半を占める『エストポリス2』の中でも一番印象に残っていた曲から聴くことに。
「バトル#2」…いわゆる中ボス曲ですが、心地よいテンポと、トランペットのような音が銭湯の盛り上がりを演出しています。
「封印の望楼」…これは、ボスの本拠地に突っ込むところの曲でした。いや、盛り上がりと緊張感を思い出させます。
「バトル#3」…準ラスボス曲。これもバトル#2と同じくトランペットのような音で盛り上がりを演出しますが、その中にも張りつめるような緊張感を漂わせます。
「地上を救う者」…これは、エストポリス2プレイヤーなら、一番緊張感が走るエンディング前の時間制限付演出。シーン自体もいいのに、曲がまたよすぎて鳥肌が立ちます。
「未来へ」…エンディング曲。もう聴いただけで泣けます。
ちなみに私はティア派なので、この曲の最後、出てきた彼女にすごく感動したのを思い出しました。(わかる人だけわかってくださいな)
ほかにもお気に入りがたくさんあるのですが、書ききれないのでとりあえずここらまでで。
アレンジは2曲ありました。どっちもいい曲なんですけど、「Start of Journey」はもうちょっと長くてもよかったかな~と。あと、周りの音源がSFC以前のものだったので、この2曲だけ浮いてしまった印象があります。
不満点は、1曲があまりループせず短いこと。まあ、収録時曲数が多いためでしょうが、ちょっとザンネン。(自力編集でつなごうか考え中)
あと、SFCから直接録ったのか、音質がままSFC。まあ、味があっていいんですけど、もうちょっと綺麗にマスタリングしてもよかった気も。
それでも、これで4000円程度なら、私的には満足です。
しかし、SFC後期にいくつも出たような本当に感動出来るRPG(ほかにも『天地創造』とか、SFCではないけど『ルナ』とか)って、ここ数年ほとんどやってないような。
なんか最近のRPGはその場では感動しても、しばらく経ったら全然印象にに残ってないのですよ。なんかパーツで感動(死とか別れとか)が使われているみたいで…
単に私が歳をとったのか?それとも…