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『聖剣伝説音楽大全集』のオーケストラ収録に行ってきたレポ

いきなり「聖剣伝説と私」。

自分はファミコン世代で、それこそ小学生から中学生にかけてはファミコンで遊びまくっていました。しかし、中三での高校受験の折にテレビゲーム禁止令が出てしまい、そこでゲームがストップ。そこから高校に合格はしたのですが、部屋からテレビがなくなってしまったのもあり、且つ時代はすでにスーファミ世代に移行していて、やる機会を失ってしまいました。まあその代わりにマンガにハマり、今に繋がったりするのですがそれはそれは別の話。

しかし、高校2年くらいにふとまたゲームがやりたくなり始めました。しかし前述のように部屋からテレビがなくなり(ちなみに当時の据置きテレビはまだブラウン管のが主流で、価格も高校生にとっては高かった)、しかし今で親の目を気にしてやるにはどうもという感じだったので、選択したのが部屋でも出来るゲームボーイ。そこで『ゲームボーイウォーズ』からどハマリして、色々なソフトを買うことになります。
で、当時ゲームボーイにおいて任天堂ソフトと並ぶくらいのキラーソフトだったのが、スクウェア製のソフト。具体的には『魔界塔士Sa・Ga』、そして『聖剣伝説』。この後今に続くシリーズとして有名になる作品の最初のものです。

とりわけ『聖剣伝説』は、ここからアクションRPGのおもしろさに興味を持ち、『ゼルダの伝説 夢をみる島』などのゼルダシリーズ、『天地創造』などのクインテット3部作と繋がり、シューティングと同じく一番好きなジャンルのひとつとなります。ちなみに、ゲームにおいてはじめて鬱シナリオを経験したのもこれかもなあ。

……で、本当はここから『聖剣伝説2』や『聖剣伝説3』などの話もしようと思ったのですが、前置きでこれだけ長くなったので今日は割愛します(このあたりのスクウェアとエニックスのライバル関係やアクションRPG大豊作なことはそのうち)。

 

七夕の日の聖剣伝説音楽クラシック収録

では、本題に。

さて、前のエントリーで書きましたが、『聖剣伝説音楽大全集』のオーケストラ収録に行ってまいりました。
これは、『聖剣伝説音楽大全集』という、今までの聖剣伝説シリーズ、それも1~4だけじゃなく、MANAシリーズなどの音楽をまとめたBOXが発売されるのですが、それにボーナスDVDとして、オーケストラ収録した聖剣伝説メドレーがついてきます。

聖剣伝説音楽大全集 | SQUARE ENIX

で、それの7月7日に行なわれる収録にご招待、というのがあったので、そこで申し込み。本来集客のコンサートではなかったためか、当選人数も低めだったのですが、当選。というわけで行ってきました。
ちなみにこのレポエントリーが異様に遅れたのは、この日の分仕事が押してしまいさっきまで作業していたからなのですが、全く悔いはないのはこの後書くことでおわかりになるかと。
7月7日の午後、場所は青砥のシンフォニーヒルズ。ちなみに前日の仕事中~そこに向かうまでに、聖剣シリーズの曲で、CD持ってるもの通しで聞いて復習。代表曲を個別に聞く機会はあっても、通しでは久しぶりだなあ(ましてや聖剣に限ったことじゃないけど、最近のRPG曲は多くて長いから通しで聞くと数時間かかるのだよね)。そこに向かうとまだオーケストラは集まっていなかったものの、暑かったため中で待機させてもらうことに。

ちなみに撮影はスタッフから中止告知があるまではOKとのことで、このような写真撮影。コンサートでは記録係を除いては撮影、Tweetはおろか、携帯電話の電源も切るのが当たり前なのですが。この時はリハーサルだったのもあり、それらがOKでした(当時はこっちにTweetしておりました)。それも珍しい機会だったなあと。あと、iPhoneアプリの静音シャッターカメラがはじめて活用できたなと。

 

 

で、下は準備中の模様。

『聖剣伝説音楽大全集』のオーケストラ 準備中

 

作曲者の方々のサインを頂く

会場に入った時に説明があったのですが、ここで聖剣伝説シリーズの作曲者である伊藤賢治さん、菊田裕樹さん、下村陽子さんのサイン会があるとのこと。で、呼ばれて招待された他の方々とホールに。
ちなみに私、ライターを名乗りつゲーム音楽ブログをそこそこやっておりますが、こういった作曲者の方々と知り合いどころかお会いする機会さえほとんどございません。PV200万になれば、ゲー音的コミュ充になれると思っていた、そんな時代が俺にもあ……ったかどうかはさておき、こういう時は普通のミーハーと言った方がよいのでございます。

で、お三方。あまり良い写真が撮れなかったのは私の腕のせい。

『聖剣伝説音楽大全集』のオーケストラ  サイン会

いやあ、しかし招待されていた人は皆この方々のファンだけ有り、良い雰囲気でしたね。iPadにサインを求められている方もいらっしゃった感じで。
ちなみに私はちょうど3DSがあったので、こちらのケースに。

『聖剣伝説音楽大全集』のオーケストラ  サイン

 

 

聖剣伝説メドレー

さて、そしてサイン会とパブ用の集団記念撮影の終了後、いよいよ収録に。ちなみに聖剣シリーズ開発陣である石井浩一さん、田中弘道さん、河津秋敏さんもいらっしゃってました。
どうやら(というか当然ですが)いきなり本番取りではなく、とりあえずリハーサルでの確認のよう。しかしもちろんその音楽は本番に収録されるであろうものそのもの。

『聖剣伝説音楽大全集』のオーケストラ

 

さて、前述のように演奏されるのは聖剣伝説のメドレーなのですが、初代聖剣から流れるようにシリーズのメドレーが奏でられておりました。つか、正確なメドレーは聴くのに集中してちょっとメモりきれなかったのですが、記憶している限り、初代聖剣のOP曲から始まり、聖剣3のMeridian Child、聖剣伝説 HEROS of MANAの運命はかくも残酷に、等。しかし音楽は昔の記憶を思い起こさせるのに一番ですな。時間を無駄に使える大学時代、聖剣3などSFC~SS、PSのソフトを一日中体力の限りやっていたのを思い出します。
だけど、オーケストラはCDでもよく聴きますが、やはりというかコンサートの生演奏は違うなあと。これに近づけるために世の中にオーディオマニアが大勢いるのも納得です。もちろん、ゲームの実機から流れる音にもそれとは違う味があるのですが、こういうクラシックでのゲーム音楽もよいなと思いますね。
で、時間が押したので切り上げて観覧終了。しかし最後、おみやげとしてサイン色紙までいただきました。

『聖剣伝説音楽大全集』サイン

 

 

いや、正直このBOX枚数が多いのに比例して値段が高いのでどうしようかと思っていたのですが、招待してもらった恩を抜きにしても(いや、抜きにするなって気もしますが)、プレイした当時のことを思い起こさせてしまい、断然欲しくなってしまいました。実は若干シリーズで持ってないサントラもあったので、ちょうどよかったところだし。
買うかどうか迷っている人は、聖剣シリーズ一度プレイして(好きだったもの。やったことない人はバーチャルコンソールの聖剣2でも。あのバグも直ってるみたいですので)決めてみては。

 

完全生産限定BOX盤 聖剣伝説 音楽大全集(DVD付)
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