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『MOTHER3i』(iTunes Store配信)

土曜の夜から朝まで飲んでました。しかし途中でダーツバーに初めて連れて行ってもらい、あまりの面白さにハマりました。一緒に行ったメンツの中で、もうひとりはじめて言った人間が5000円のマイダーツ買ってましたし(それ以外の経験者は携帯していた)、私もかなり心動かされてます。ちなみに初めてでしたが、300OVERをスタンダードに取れたのはよかったかなと。

それはさておき先日配信が開始されたことを紹介した『MOTHER3i』を購入してみました。

今更言うまでもないですが、この『MOTHER i』は人気RPGシリーズの最新作『MOTHER3』のオリジナルサントラとして、ネット配信専用で販売されたものです。

曲数は全15曲ですが、ちょっと面白い構成になっており、1曲の中に数個の曲が連続で流されるようになっています。例えば、1曲目の『Welcome to MOTHER3 world』は『楽しいネーミング』『WELCOME!』『ホントのWELCOME!』の3曲が連続したものとなっており、2曲目の『舞台はタツマイリ』も『LOG-O-TYPE』『何かがおかしくなっている』『走れマイドック!』の3曲が連続しています。つまり、1曲購入するだけで、事実上3曲分が手に入ると言えるわけですね。

 

さて、内容の方ですが、こちもかなりよいです。というか、捨て曲と思えるものがほとんど見つからないのですよ。ゲームサントラというものは、得てしてそのゲームをプレイしていない人にとっては退屈なものもありますが、これに関してはそんなことはなく、例えば部屋でずっと流しておいても自然と聴き入ってしまうような美しさがあります。

特に注目したのは14曲目の「Bad Boysのテーマ」です。この曲の出だし『ポーキーのポーキー』には一部昔ながらのファミコンサウンド(ピコピコ音)が使われていて、昔のシリーズを思い出させて最初からなかなか惹きつけてくれます。(ちなみにファミコンサウンドは、GBAでの再現は簡単だけど、それを作るシンセサイザーなどでは再現が大変なのだとか)
しかも、MOTHERシリーズの有名曲もさりげなくミックスされたりして、面白さもあります。
できれば全曲買った方がいいですが、試しに購入するとなるとこれがおすすめです。(7分と長いですし)
あとは、『舞台はタツマイリ』も個人的におすすめです。

 

公式ページの方には、Flashによる曲目リストと、ライナーノーツ的な全曲紹介がそれぞれあります。これらを選曲した作曲者である酒井さんの想いが書かれておりますので、購入された後でも前でも見てみることをおすすめします。
これはやや余談になりますが、この『MOTHER3 i』はiTunesでの配信方法としてもなかなか工夫されていて素晴らしいと思いました。というのはゲーム音楽のサントラは長短に差があり、短いのでは数秒というのもありますが、それでは1曲購入に差が出てしまいます。しかし、iTSは原則150or200円なので、料金を変えることは出来ません。(出来るかもしれませんが、それ以外を見たことないので)そのため、今までのiTSサントラはほとんどアルバム購入が前提だったように思えます。
そこで、流れに従って数曲をまとめてしまうことで、曲ごとの不公平を無くして、さらに聴き応えのあるものにしてあるのは、なかなか素晴らしいと思いました。実質1曲あたりの値段は、ほかのサントラより安くなってますね。
CD曲順というものはその曲がわかる人(できれば流れが一番わかっている作曲者)の作業が必要になるため、手間がかかると思いますが、この『MOTHER3 i』のような方式は他でもあってもいいのではと思います。(ま、1曲ごとで管理したい人もいると思うので、ケースバイケースでしょうが)
尚、同じくiTunes Storeでは、『MOTHER3+』が配信開始されております

下は去年発売されたそのCD版です。
MOTHER3+
ついでに1+2のアルバムも見つけたので。
MOTHER 1+2 オリジナル サウンドトラック

 

 

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