今日はゲームと直接関係ない音楽の話題です。
こんなものを買いました。
A Clockwork Orange: Wendy Carlos’s Complete Original Score
前にも『時計じかけのオレンジ』についてちょっと書きました・
これはその作曲者、ウォルター・カルロス(現在は性転換に合わせて名前を変えてウェンディ・カルロス)のオリジナル版。つまり映画版のサントラとは別に、ウェンディ・カルロスのオリジナルスコアとして販売されたものです。
ここでは、劇中で使われたウェンディ・カルロス作曲(クラシックアレンジ含む)のものが、フルバージョンで収録されているのですね。Amazonにあったのを偶然見つけたので、この機会に買ってみました。
感想……こらいいわ。特に劇中のルドヴィコ療法のシーンで流れる『Timesteps』のフルバージョンが聴けたりするあたり特に。
あ、そうそう、最近インターネットの歴史とニュースのそれからを扱う『Timesteps』というブログを開設したのですが、名前の由来はここからだったり。
曲自体は『時計じかけのオレンジ』上映時のものなので、1970年代前半ととても古いものですが、その古さを全く感じず、このシンセサイザー曲の数々が斬新なもののように思えます。
また、映画では聴けず、映画版サントラにも収録されていなかった『Country Lane』などの曲も聴きごたえがあり、思わず何度も再生してしまいます。まあ、流しているときに文章を書いていると、ちょっとトリップしそうになりますが。
映画ファンのみならず、この手のシンセサイザー曲が好きな人にはおすすめのものだと思います。
つか、こういう個性のある曲、最近のゲームでは見つけにくいなあ(どうしても高級感を出そうとクラシック方面にいってしまっているのが多いような)。なんかこんなのとか『ダライアス』シリーズのように、強烈なインパクトのあるものがもっと出てきてくれるといいのですけどね。