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【スマブラXネタ】リンクを敵視するピット

今日はネタで。

以下のはプレイ中に思いついたフィクションなので、今『大乱闘スマッシュブラザーズX』を素直に楽しんでいる方は読まない方がイメージを壊さずにすむと思います。

ちなみに私は現在、まだシンプルモードしか遊んでないので、ストーリーモードとかの細かいことは知りませんのでそのつもりで。

シーンイメージはリンダキューブのシナリオA。よってCVは矢尾一樹。


スマブラXネタ

ピット「ここまでのようだなあ、リンクさんよお」
リンク「何故だ?! 何故君は僕をそんな敵視する! 同じディスクシステムの出身だというのに!」
ピット「は、ははははっ、こんなザマになっているから仲間ヅラか?」
ピット「敵視もするさあ……お前は世界中で人気のある任天堂のエリート。それに対して俺は単発ゲームの主人公。しかも今日まで新作の出番はなし。同じ出身でもだいぶ立場が違うってもんさあ」
ピット「そんな奴に仲間意識を覚える? ないない。お前だってそうだろ? こんな奴がいること自体、最近まで忘れていたはずだ」
リンク「そんなこと……」
ピット「ならお前、俺のゲームでゲームオーバーになった時に表示されるメッセージを覚えているか?」
リンク「え……」
ピット「覚えてないだろうなあ……『ヤラレチャッタ』だよ」
ピット「俺のゲームの特徴であるもののひとつも覚えてもないのに、こんな時だけ仲間ヅラとはなあ」
ピット「ま、そんなわけで仲間でも何でもないお前さんは、ここで奈落に落ちていってくれや」
ピット「そうしないと、俺の積年の恨みが晴らせないんだよ」
リンク「恨み? 君は僕に恨みを持っていたというのか?」
ピット「おう、そりゃデビューはほとんど同じ時期だってのに、これだけ差がつけば恨みを持っても当然だろ?」
リンク「そんなの、逆恨みじゃないか!」
ピット「逆恨みか……そうかもしれないなあ。だけどな、お前は何十、いや何百というキャラクターを踏み台にして成り立っているということを忘れてはいないか?」
ピット「お前、グルッピーという奴を覚えているか?」
ピット「覚えてないだろうなあ……『クルクルランド』(ファミコン)の主人公だよ」
ピット「悟空(遊遊記)、鷹丸(謎の村雨城)、タマゴン(デビルワールド)、……俺でさえ思い出せないような奴を加えればもっともっといるだろうさ。鈴木みその漫画で活躍したブラッキー(レッキングクルー)や、バーチャルコンソールで復帰した奴ならまだマシなほうだ」
ピット「逆恨みかどうかなんて、俺にはたいした問題じゃあないんだよ。そう言った奴らを踏み台にしてお前が上にいる限りはな」
ピット「なあ、もういいだろ。任天堂はこれだけ発展したんだ。そろそろお前は楽になれや。そうすれば他のキャラクターにお前が浴びてきた光のかけらだけでも分けてやれるさ」
リンク「ピット……」
絶体絶命の状況であるにもかかわらず、リンクが見たものは、まるで泣きそうになっているピットの顔だった。
その時……いきなり後ろで爆発が起き、ピットが吹っ飛ばされる!
ピット「ぐあああああっ……」
ピット「は、羽がああああっ!! 燃えてるんだよおおおっ! 飛べねええっ! とべねえええっ! がああああっ!」
リンク「ピットおおおっ!」
燃える羽を必死にばたつかせながら奈落の底に落ちてゆくピットを、縁にぶらさがっているリンクは手を伸ばすことも出来ず、ただ呆然と見守るしかなかった……
そして消えゆく声の最後で聞こえてきたのは叫び声ではなく、ピットの「お、俺は……」という
言葉だった……

 

写真のシーンでこんな想像をしてしまったので、書いてみました。中二病っぽいけどあまり気にしない方向で。ちなみにこれはシンプルのステージ11での3対1モードで、アイスクライマーのキャラも(リンクの味方として)いたので、このキャラも使って強いものにこびなきゃ生きてゆけないキャラの悲哀を話に加えようとしましたが、ネタにそこまでもっていくのも何なのでここまで。
 

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