スクエニの『エストポリス』が発売となりました。で、Amazonで購入。ゲームと一緒に特典の「波動DISC」なるものがついてきました。
いやあ、しかし本当に出てしまいましたね、エストポリス伝記のリメイク。わからない人用に簡単に振り返りますと、このゲームはスーファミの後期にタイトー（制作はネバーランドカンパニー）から発売されたＲＰＧ（ＤＳと違ってアクションＲＰＧではなく、パズル謎解き要素の強いＲＰＧ）です。感動的なストーリー、パズル式謎解きやいにしえの洞窟などやり込めるゲーム性、そしてスーファミ根源で奏でられる名曲の数々と、ＦＦ、ドラクエに隠れがちなスーファミのRPGの中でコアな人気を博しました。
今回リメイクされた『エストポリス』は『エストポリス伝記II』のリメイクで、『エストポリス伝記（I）』も存在します。その話はIIのあとの時代の話ですが（つまりIとIIで時間軸が逆）、今回のが成功すると、時間軸通りに出るのでしょうか。まだ『エストポリス』自体やってないのですが、ストーリー的には出て欲しいものです。
ちなみにこれはもともと３部作で、『エストポリス伝記III』の予定もあったのですが、発売元として予定されていた日本フレックスが倒産したために、お流れになっています。
■幻の『エストポリス伝記III ルーイン・チェイサーズ』 | ゲームミュージックなブログ GMDISC.com
そこでいきなりのこの『エストポリス』発売。いやあ、世の中何があるか本当にわからないものですね。うまくいけばIIIも発売されるかな？ だけどこれなら自分の悲願である『天地創造』のバーチャルコンソールかリメイク発売も夢ではないかも……？
このゲーム、前述のように塩生康範さん作曲の音楽も高い評価を受けています。サイトロンから発売されたサントラは一時期はとんでもないプレミア価格になっていましたが、近年復刻発売されました。
今回の特典である『波動DISC』にも、その中の曲が入っているというので、予約購入。
収録されていたのはショートドラマCD３本と、「オープニングテーマ」「バトル#2」「空」「地所を救う者」「最終決戦」のアレンジ５曲。このゲームが発売されるにあたって、音楽は変わるのかどうなのか心配でしたが、IIで使われていた曲をもとにアレンジ構成されているので、一安心。ちなみに上の5曲とも代表的なものです。しかしいいのか？「地所を救う者」って、ある意味ネタバレ曲のようなものなのに（ちなみにドラマCDの「決戦前夜」もかなりのネタバレっぽい気がしたけど、うまく避けていた感じだった）。
DS版のサントラは、3月3日に発売となるそうです。「作曲：塩生康範」と表記されているのが嬉しいところ。
とりあえず、これからゲームを始めてみます。気になっているのは「アイリスさんどのくらい出てくるのか（この人の表に出具合がかなり重要なので）」「ティア絵が変わりすぎてるけど、『ティア』の意味が通じるようになっているのか」「ハイデッガどんだけ出てくるのか」「いにしえの洞窟あるのか」等々。
ま、アクションRPGは大好きなので、楽しませてもらおうかなと。
