※このエントリーは、ゲームミュージックコンサート「ＰＲＥＳＳ ＳＴＡＲＴ 2006」に行ってきました【前編（コンサート前）】」 及び【中編（コンサート第1部）】の続きとなっておりますので、そちらから読んでくださいませ。
休憩後、第２部が始まります。
最初は企画者５人+司会の田中さんでのトークから。このコンサートを企画することになった経緯など。（ファミ通の記事に書いてあったことですね）ここでＭＣが桜井氏から植松氏に変わりました。そしていつものような植松氏のトークが冴えわたります。
２部の１曲目は「ロマンシング サガ -ミンストレルソング-」よりオーバーチュア～オープニングタイトル。
ここでは伊藤賢治さんが登場し、自らがピアノ演奏を行いました。ということは、作曲、編曲、演奏（の一部）をこなしてしまったということですな。曲は定番の感がある名曲で、これからの期待が高まります。
さて、次のＭＣではカプコンの柴田徹也氏と甲田雅人氏が登場してトーク。しかし植松さん、トークで人乗せるのうまいなあというシーンがちらほら。そして次は「モンスターハンター」より英雄の証。
実はこの曲、私全然知らなかったのですが、わりといい曲でオーケストラにぴったり。ＣＤブックでサントラも発売されているみたいですので、今度じっくり聞いてみるかゲームをしてみようかと。
そしてそのまま３曲目は「ＩＣＯ」-You Were There-(エンディングの曲ですな)を、木村真紀さんのボーカルで。ゲームやサントラでは少年の声（ボーイソプラノ）ですが、この木村さんのボーカルでも雰囲気は異なるもののかなり良いものだったと思います。つか、これはイースやメタルギアみたいにオーケストラで聴けるサントラもないので、是非もう一度聴きたいなあと。
この後のＭＣでは大島ミチルさん登場。ちなみにこのあたりから特に司会の田中さんのディープなゲーム知識に拍車がかかってきてました。まあゲームが好きな人が司会をやってくれるのは嬉しい限りです
そんなこんなで次は期待の「ナムコアーケードメドレー」。で、これは引用の発表がなかったのですが、手元のメモだとドルアーガの塔、ドラゴンバスター、メトロクロス、マッピー、リブルラブル、スカイキッド、ドルアーガの塔エンディングがありましたが、あとが確定できず（おそらくあと２～３曲）。しかしかなり楽しめるものでした。欲を言えばニューラリーＸが欲しかったかも。
で、アンコール前のラストＭＣでは、とうとう任天堂の近藤浩治さんが登場。そして海外コンサートの話など。
しかし植松さんがやけに軽口だったのには驚いたのですが、近藤さんの方が年下なんですね（なんか担当ゲームからして近藤さんの方が年上だと思ってた）
で、ゼルダの伝説メドレー 2006。たしかオープニングテーマ、裏の地上（SFC）、ゼルダ姫のテーマ（64）、ハイラル平原（64）、そしてメインテーマという編成だったと思います。
オーケストラで一番聴きたかったのはこれでした。今まで６４の曲を交えたのはなかったですから。（シンフォニーはサントラが過去にありましたけど）
そしてゼルダメドレーに満足しつつも終了、そして当然アンコール。
で、アンコール１曲目は、「ファイナルファンタジー」。おそらく来るな～と思っていたら本当に来ました。おそらく多くの人にとって馴染みのある曲だから、アンコールに最適かと思います。
で、ラストＭＣで５人揃い。そして来年以降も開催したいという言葉に拍手。
そしてオーラスは、これも桜井氏がいることから予感がしていた「スマッシュブラザースＸ」。そして華麗に終了しました。
最後、退出時に今回の出演者の皆さんがお見送りをしてくれたみたいですが、あまりに混雑していたので何処にいるかわからなかったために、ちょっと惜しいけどそのまま帰ってしまいました。まあそりゃあれだけのメンツが集まったら混雑するのも当然かと。
さて、個人的には大満足なコンサートでした（ライブＣＤ出たらおそらく買ってしまうような予感）。来年以降も開催したいと皆さんは仰っていたのでその通りになればと願う次第です。
□追記（9/23 13:10）
ファミ通.comでのアフターレポートが出ていました。
http://www.famitsu.com/game/news/2006/09/23/103,1158947336,60570,0,0.html
