スポンサーリンク

藤原カムイ個展『天地創造展』(アークの帰還)に行ってきました

ほとんど家に籠りきって仕事ばかりしている今日この頃ですが、久しぶりに外に出て、先日原宿で行われております「藤原カムイ個展『天地創造展』(アークの帰還)」に行ってまいりました。

藤原カムイ個展『天地創造展』(アークの帰還)

天地創造とは?

すでにそれなりのゲーマーでも『天地創造』を知らない人は(もはや生まれる前とかで)かなり増えてしまっている気がするので、簡単に説明。
ゲームは1995年、クインテット開発でエニックス(現スクウェアエニックス)から発売されたスーファミソフトのアクションRPG。クインテットはイースⅡまでのスタッフが独立して設立したソフトハウスで、主にエニックスから発売されているソフトを開発し、『アクトレイザー』が特に有名ですが、『ソウルブレイダー』『ガイア幻想起』など主にアクションRPGで人気を集めました。中でもスーファミ末期出された集大成的な作品が『天地創造』(英名:TELLANIGMA)。
スーファミ末期の技術を駆使したドット絵の美麗さと快適なアクション性、魅力的なキャラ、美しい音楽、そして重厚なストーリーで根強い人気を集めました。
しかしながら、その後続編も復刻も全くなく(同社の『アクトレイザー』のみバーチャルコンソールで出た位)、そして明確なニュースはなかったもののクインテットも倒産していたようでほとんど語られることはなくなってしまい、「隠れた名作」となってしまいます。
ちなみに探したら、うちのブログでも天地創造のことはかなり初期(2006年。もう15年前)に書いていて、その頃でさえ全く音沙汰なしでした。

『天地創造』(エニックス&クインテット・SFC・1995年)
私が「今までやってきた中で一番面白かったアクションRPGは?」と聞かれれば、「ゼルダの伝説」シリーズと、エニックス&クインテットの「天地創造」と答えるでしょう。 ちなみに広義のRPG全部を対象とするならば、かなり悩んだ末に「ドラゴンクエス...

26年を経ての『天地創造展』

しかし根強いファンは存在し、復刻などが望まれておりました(これについては後述)。
そんなところに、このゲームでキャラ等のデザインを担当されていた、ドラクエシリーズのマンガでも有名な藤原カムイ先生の個展として「藤原カムイ個展『天地創造展』(アークの帰還)」が開催されるというニュースが飛び込んで来ました。

藤原カムイ個展『天地創造展』(アークの帰還)@ACG_Labo

場所も自分の自宅から電車一本で行けるという原宿で(副都心線出来て便利になったね)、街中も混んでいないであろう平日に行ってきました。

初見のイラストや設定資料がびっしり

平日だったので空いていたので、消毒&検温の後そのまま入ると、小規模なギャラリーにぎっしりと原画や設定の数々が(撮影自由ということでしたので、撮らせて頂きました)。

 

驚いたのは、これらの中には設定資料はもちろんのこと、相当数の初見イラストがあったこと(見たことあるものでも、説明書とか関連本の片隅に小さくあったかも、というくらい)。25年経って、全く音沙汰がなかったゲームのイラストが、オリジナルキャラデザのイラストとして見られること自体、かなりの感動があります。
また、これらは『天地創造』というゲームのかなりのものであるのと同時に、スーファミ時代のゲームのキャラ作成における開発資料としても、注目すべきものだと思います。すでに25年も経っているレトロゲームの資料は消失していてもおかしくないものが多いでしょうし(ましてや開発元が現存しないので尚更)、このような形で出てくるというのも感慨深いものがあります。


こちらは展示されていたサンドアート。

重厚な設定資料集&CD

ちなみにここでは、グッズも販売されておりました。

「天地創造」設定資料集ですが、前述の貴重なイラストや原画がカラーで収録されている本(在廊されていた藤原カムイ先生のサイン入り)。
あとCDは、このイベントのために『天地創造』作曲者の小林美代子さん、曳地正則さんが作られた世界観のコンセプトCDという感じのもの。原曲ではありませんが、曲の世界観がまさしくあの世界で、そしてところどころに使われているフレーズが、まさにゲームを思い起こさせるものでした。これを聞いて手持ちの原曲サントラ聞きたくなりました(あちらに収録されている原曲はもちろんアレンジも良曲)。
あと、ヨミのラバーマスコットも衝動的に。
こちら会期中に通販もされています(売り切れが目立っていますが、復活する可能性もあるようです)。

今月13日まで開催

『天地創造展』(アークの帰還)は、今月13日まで、渋谷区神宮前の@ACG_Laboで行われております。週末・最終日は混雑した場合整理券方式になるようです。私の言った平日昼間は空いていたので、行くとしたら狙い目はそこでしょう。

藤原カムイ個展『天地創造展』(アークの帰還)@ACG_Labo

アーカイブ配信署名中

さて、『天地創造』ですが、同時に「SFC【天地創造】のアーカイブ配信をしてほしい!」という署名が行われています。

あなたの声がチカラになります
SFC【天地創造】のアーカイブ配信をしてほしい!
1995年に発売されたエニックスのRPG『天地創造』のアーカイブ配信を希望する署名運動が開催中。藤原カムイさんや作曲家の小林美代子さんも協力
1995年にスーパーファミコン向けに発売されたアクションRPG『天地創造』の、アーカイブ配信を希望する署名運動が、オンライン署名収集サイトchange.orgにて開催中だ。署名活動のあて先はスクウェア・エニックスとなり、本作のキャラクターデザインの藤原カムイさん、作曲家の小林美代子さんも協力している。

正直なところ既にクインテットが存在しないこと、25年間音沙汰がなかったことなどから難しそうだとは思っているのですが、今までにも復刻で「絶対あり得ないだろ」と思っていたものがミラクルで復刻されたような例はかなりあるので(東亜プランのサントラとか)、ここでもそれが起きることを期待します。実際アクトレイザーはVC配信もあったわけですし。

あと、過去何度かこのブログでも語っているのですが、『天地創造』のオリジナルサントラ、現在異様なプレミア価格となってしまっていて、名曲なのに簡単に聴けないことと、こちら全曲収録されていないのですよね。こっちもゲーム復刻の流れに合わせて、再版もしくは新録で出してもらえると嬉しいと思ったりしてます。多少割高でも現在のプレミア価格よりはだいぶましなのでかまわないですし。

タイトルとURLをコピーしました