本屋で現在発売されているスクウェアエニックスの「少年ガンガンパワード」隔月化第1号に、ゲームミュージックのDJCDが付録にあるというので、今日近所のTSUTAYAで買ってきました。
早速聴いてみると、「ゲームミュージックDJCD」と謳っている通り、民放ラジオでやっているようなラジオの進行でした。言ってみれば、土日の夜に文化放送でやっているようなラジオの雰囲気に近いでしょうか。
で、第1回目のゲストはスクエニのGM番組だし、ある意味当然と言うべきな植松伸夫氏。植松さんは「植松ラジオ」のような軽快な語り口で語っておられました。ただ、まだ1回目というのもあるのかもしれませんが、なんかパーソナリティの方の進行が固いというか、当たり前の質問と回答に終始していたような感がありました。(植松氏のボケにツッコみきれてなかったなあという感じが)「植松ラジオ」のためか、植松氏のほうがよっぽどラジオ慣れしてるなあという感じですし。
ちなみに次回のゲストはイトケン(伊藤賢治)さんだそうですが、トークが今回より面白くなることを望みます。ただ、植松さんは「(彼は)しゃべらないよ~」と言っていたのでどうなることか。
内容は植松氏へのインタビュー(作曲家になったきっかけとか)、FFライブDVD告知、コーナーいくつか、あと何故か「ひぐらしのなく頃に」ドラマCDのダイジェストなどでした。
さて、私の一番の目的である、コーナーの間に入るゲームの音楽。それはこんな感じでした。
・”Liberi Fatali”(FF8)
・”Maybe I’m a Lion”(FF8)
・FINAL FANTASY
・”キングスナイト フィールド曲”
・”時の回廊”(クロノトリガー)
・”滅びし煌めきの都市”(聖剣伝説レジェンド・オブ・マナ)
・”セリスのテーマ”(FF6)
・”ゴルベーザ四天王とのバトル”(FF4)
まあ予想していましたが、見事に旧スクウェア系です。でも、「時の回廊」と「キングスナイト」が聴けたのはかなり満足です。
ちなみにかける曲のリクエストを募集しているそうです。
ただ当然というかスクウェアエニックスの曲のみ。それも限定されたもの。(クロノクロスやベイグラントもダメかいな)
まあいろいろ権利上難しいのだとは思いますが、スーファミ時代以来からの旧エニックス作品も含めたものまで対象にしていただけると、個人的には「よ~しパパ、『天地創造』のエルのテーマ頼んじゃうぞ」と張り切ってしまうのですが。
まあ、長々書いてしまいましたが、まあラジオ1時間分として聴くなら悪くはないかなという感じです。雑誌コミコミで540円だし。(ドラマCDは全般的に苦手なので、後半のひぐらしは聴いてないので何とも言えませんが)
それにこういった試みを、ゲーム大手であるスクエニがやるということが大きいと思うので、これから先、頑張って欲しいと思います。
あ、余談になりますが、本編である雑誌の方についても少々。
なんか「ひぐらしのなく頃に」や「キミキス」のコミックや、七瀬葵さんとかが書いている、そしてマンガの傾向も萌え系が散見されることから電撃系のような萌え系雑誌を目指していると思ったのですが、それにしては少年ガンガン本誌に載ってそうなストーリーものも多いし。…なんか正直どこを対象としているのかがわかりません。サンデーGXとも違う気がするし…う~む。(まあ「少年」を謳っているのだからそっちが思惑通りかもしれませんが、それならタイアップしているマンガが違うような気も)でも、「ヨイコノミライ!」のきづきあきらさんがいたのは、なんか別の意味で安心しました。
とりあえず隔月らしいのでもう一回は買ってみます。