任天堂ハードのソフトについているポイントを貯めてゆけば、いろいろと特典と引き替えが出来るクラブニンテンドー。
このクラブニンテンドーでは１年間に一定数のポイントを貯めればゴールド会員（２００Ｐ以上）やプラチナ会員（４００Ｐ以上）になれるのですが、そうなると年に１つプレゼントがもらえます。
で、去年のプラチナ会員の景品は以前紹介した「Ｗｉｉリモコン型テレビリモコン」だったのですが、今回、昨年９月の時点でプラチナになった会員へのプレゼントが発表されました。
それは「Ｍｉｉ刻印プレゼント」と、「チンクルのバルーンファイトＤＳ」です。
■クラブニンテンドー ２００６年プラチナ会員特典
http://club.nintendo.jp/rank2006/index.html （リンク切れ）
「Ｍｉｉ刻印プレゼント」は、Ｗｉｉで作れる自分だけの顔を刻印したリモコンの電池カバーをプレゼントしてくれるものです。Ｗｉｉを持っていてデータの送付が必要みたいです。
注目すべきはもうひとつ、「チンクルのバルーンファイトＤＳ」です。
まず、「チンクル」は、歴代ゼルダシリーズの珍キャラとしておなじみの３５歳独身男キモカワキャラ。最近ＤＳでこのキャラを主役にした『もぎたてチンクルのバラ色ルッピーランド』というなかなか変な外見とは裏腹に良くできたゲームも出ましたね。（まあ、制作したのがかつてＰＳの名作『ｍｏｏｎ』や『Ｕ.Ｆ.Ｏ.』を開発したラブデリックの流れを組んでいるバンプールとわかると納得ですが）その特典は、その味のあるキャラがファミコンの名作『バルーンファイト』のキャラになっているというものです。
さて、『バルーンファイト』のほうは有名ですので多くの方が知っておられると思いますが一応説明すると、任天堂からファミコン時代に出たアクションゲームで、基本は１画面クリア方式。全敵キャラのバルーンを割って倒すとクリアというものです。２人同時プレイも可能で、協力しても対立してもＯＫ。また、「バルーントリップ」というモードもあり、障害物（雷）をよけながらひたすら左に進んでいくものです。一部は『メイドインワリオ』にも収録されています。
私はまだファミコンのソフトの少ない当時（スーパーマリオさえ出ていない時代でしたから）、『アイスクライマー』や『マリオブラザーズ』と共に友達といっしょに熱中していましたね。しかも当時、あまりゲーム音楽の概念がない時代でしたが、少ないながらも使われている曲やＳＥがファミコン音源でのテクノポップ調に仕上げられていて、今でも耳に残っているほどのいいものです。
作曲されたのは『レッキングクルー』、『メトロイド』の曲も作られた田中宏和さんです（もっとも当時は「ゲーム音楽」という概念はあまりなかったようですが）。で、当時は知らなかったのですが、これを制作したスタッフには、あの横井軍平さんと、現任天堂社長で、当時はＨＡＬ研所属の岩田聡さんがプログラマーとして参加していたそうです。あとは『メトロイド』などの坂本賀勇さんもいたそうで、前述の田中さんも含め今思うとすごいメンツで作られていますね。
しかしこれ、手に入れるのはプラチナ会員になっている事が必須ですが、プラチナ会員になっていても黙っていると送られてきません。クラブニンテンドーのＭｙページでの登録（「Ｍｉｉ刻印プレゼント」との選択）が必要ですので、ポイントが達している方はご注意のこと。
ちなみに私は『チンクルのバルーンファイトＤＳ』のほうを迷わず選択しました。送られてくるのが楽しみです。
