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竹本泉世界満載の『だいな・あいらん音径』

ちょっと時間が出来たので、『タイトーメモリーズ』を買って『ダライアス外伝』や『メタルブラック』とかやってます。う~ん、このシリーズ全部買ったら、サターンいよいよ押し入れかなあ……(だけどまだ『カオスシード』と『レイディアントシルバーガン』がある)。
タイトーメモリーズ 上巻 エターナルヒッツ
そして、ちょっと買い物に出られたので、久しぶりにとある中古屋に行ったらピンポイントでほしいもの発掘! そしてそれが以下のもの。

スカイガンナー20081031
・スカイガンナー(PS2)
・テイルズオブ・エターニア オリジナルサウンドトラック
・だいな・あいらん音径
・タイトーメモリーズ上巻(PS2)

最近あまり発掘できていなかったので、これは豊作でした。
で、スカイガンナーの音楽については以前語ったので、そちらを。
■参考:PS2の隠れた名作『スカイガンナー』、その世界観にあった爽やかな音楽 | ゲームミュージックなブログ GMDISC.com
スカイガンナー オリジナル・サウンド・トラック
で、今日はサターンの隠れた名作『だいな・あいらん』について。

だいなあいらん音径

この作品は、ゲームアーツから出されたデジタルコミック式アドベンチャーゲーム『だいな・あいらん』(本当は真ん中の・はハートなのだけど、文字化けしそうなので、この表記で)。イラストは見ての通り竹本泉氏。この作品の前にも、ゲームアーツはメガドラCDにおいて『ゆみみみっくす』で当時としては非常になめらかに動き、しゃべりまくるデジタルアドベンチャーゲームを開発し、評価を得ていました。そしてこれは、サターンで出たその竹本泉シリーズの新作。
たしかにキャラものとは言えますが、この作品のために作られたキャラであり、しかも非常に丁寧に作られています。このあたりさすがゲームアーツ。ストーリーは、竹本泉作品そのまんまの雰囲気。恐竜を唄で操るという、ちょっとヘンな設定の点も含めて(雰囲気を忠実に再現しているあたりもすごいのですが)。マンガを読んで気に入っている人なら、かなり満足な出来ではないかと。

 

で、音楽は主に大熊謙一(おおくまけんいち)氏。『水月』等の音楽を担当され、最近では『大乱闘スマッシュブラザースX』の「フラットゾーン2」などを担当された方ですね。
構成は、ドラマCD&歌曲風。。声優さん(大谷育江、松下美由紀、石田彰)のボーカル曲が多めです。なのですが、おそらくこのボイス、ゲーム中で使われたものをそのままこっちに使っているので、ドラマCDとはちょっと違うかな。サントラと言うよりは、ボイス入り歌曲集と言った方がよいかも。

曲はひとことで言うと、竹本泉風。いや、表現の手抜きではなくて、本当にそのものなんですよ。正直、『ゆみみみっくす』のほうは、やや秋元康作詞のテーマ曲が浮いている感じがしましたが(特にエンディングの方)、こちらはよくここまで合わせてきたなあという感じ。

 

今だと、サントラどころかゲームの入手も難しくなってきていますが、ゲームの方は竹本マンガ好きならサターン引っ張り出してでもやっておくべきかと。

 

 

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