ゲームサントラのリリースは月によってかなりばらつきがあり、十何枚と買う金に困ることもあれば、本当に数枚しか出ないこともあります。それでも(数を数えたわけではないので私の体感ですが)近年は3~4年前に比べたらだいぶリリースされてきた方だと思います。『コードフリークAR』のほうで共同で書かせてもらっているサントラ紹介の連載も(隔月だけど気付いたらもう4年半やってた。時が経つの早いなあ)、本当にその月の周辺はリリースがほとんどなくてネタが足りず、罰帝さんたちとどうします?と言っていた思い出があるくらいですから。とりわけ新サイトロンが消滅してからスーパースィープなどが大量リリースを始めるまでの時代がそんな感じでしたね。
で、とりわけ6月(あとは秋もかな)がそんな感じだったのですが、近年はこの時期でも大量にリリースされるようになりました。
前置きが長くなりましたが、そんなわけで6月28日にnoisycroak RECORDSより、一気に3枚出るとのこと。その3枚は「ぞんびだいすき オリジナルサウンドトラック」、「ガチトラ! ~暴れん坊教師 in High School~ オリジナルサウンドトラック」、「坂本 英城オーケストラ作品集」。
『ぞんびだいすき』は、「チュンソフトご乱心」と思わせつつ、操作の面白がよく考えられたアクションゲーム。『ガチトラ!~暴れん坊教師』は、このブログを見ている方だとタイトルからアレな意味で有名なシューティングを思い浮かべそうですがそうではなく、アクションとアドベンチャーを交えたゲーム(キャラが濃いのはどっちもなような気がしますが)。
で、「坂本英城オーケストラ作品集」は、『無限回廊』などを作曲された』坂本氏の、文字通りオーケストラ作品集。ちなみに先日、コンサートの模様がUStreamで中継されて見ておりましたが、1000人超えてましたな。
■参考:『無限回廊』作曲の坂本英城氏ロシアコンサートが5月15日Ustream放送 | GMDISC.com~ゲームミュージックなブログ~
FFクラスの有名作品のサントラがわりとすんなり出てくれますが(そうじゃないのもあるけど)、こういった知名度が中堅なゲームなどは増えてきたといっても、やはり今でもリリースされるか微妙なことが多いので(あっても初回特典とかメーカー通販限定とか)、積極的に出してくれるのは嬉しいですな。