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ゲーム音楽の変遷とそれに対応してきたカリスマ作曲家

こんなエントリーがありました。

■ゲームミュージック界のカリスマと言えば? (リンク切れ)

ちなみに元記事で来兎さんの名前を見たけど、こういうところで活動してたんだ(いや、同人時代のCDよく買ってたんで)。

さて、上ではカリスマ作曲者が挙がってますが、なんか出ている名前を見ると、納得できるのと同時に昔からの人が多い感じ。古代さんとか、ZUNKOさんの名前が出るあたり。しかしZUNKOさんって去年バンナムを退職されていたのですね。名前は知らない人でも、担当している曲を見れば思い浮かぶ方も非常に多いでしょう

小沢純子 – Wikipedia

小沢純子さん退職|ゲームの神様・遠藤雅伸公式blog

 

しかし、ゲーム音楽というものが認知されたのはいつかというのを定義したら、おそらくは80年代前半~中盤と思われます。となると、成立してからまだ25年経つか経たないかというくらいなのですよね。

そして当時から活動していた人は今でも現役です。それこそ前述の古代さんとかZUNKOさんとか。しかしご存じの通り、ゲーム音楽の歴史は各ハードによる音源の歴史でもあり、非常にめまぐるしい変化を遂げてきました。

しかし考えてみればすごいことですよね。古代さんにせよ植松さんにせよ近藤さんにせよ、最初の頃はハードから出る効果音に近いもので音楽を構成していたのに、現代ではユーロビートやクラシックなどで見事にゲームに音楽を対応させてしまうのですから。

それ以外にも現役で活動している人では、スーファミ以前の音源やアーケードの音源をやっていた人は多いです(菅野よう子さんも光栄のゲームやってますし)。

ゲーム音楽においてスレに名前が出ている人が「カリスマ」と呼ばれる人のは、その旧時代から新時代まで、音楽の制作状況が様々変化してきたにもかかわらず、見事に対応し続けてきたという凄さが聞く側に与えられている面もあるのではないでしょうか。

もちろん、ゲーム音楽に限らなくてもその時代、何かのBGMならばその作品にあった曲を提供し続けるというのは至難の業でしょう。ですのでそれをクリアしてすばらしいものを提供し続けている人がカリスマとよばれるのかなと感じました。

ちなみにその意味で、音源はある程度定まってしまったこれからのゲームハードにおいても、作曲家の人たちは時代とゲームにあわせて作られるのでしょうね。そしてまた数年後、このような書き込みでは、おそらく今挙がっている人に加えて、新たなカリスマと呼ばれる人が誕生しているのでしょう。

 

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