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町のゲーセンに行くと時が止まっているように感じる。だがそれがいい

 都市部のアミューズメントパークと呼ばれているようなところではない、町でまだ活きこの子っている小さなゲーセンに行くと、いまだにリッジレーサーやレイブレーサーの筐体が残っていることがあります。しかし、「ああ、まだあるんだ」とは思いつつも、あまり感慨はわきません。それは自分が乗った回数が多いのと、全国にまだ残っている店が多いためかも。
 しかし、考えてみればこれってけっこうすごいのですよね。私がゲーセン通いを最もしたのは1995年前後ですが、その頃に『ダライアスII』や『ナイトストライカー』の筐体が置いてあった店に驚いたものです。しかし、これらのリリースは1989年、つまり5年前後しか経っていないわけですよね。しかし、レイブレーサーのリリースは1995年、つまり13年も経っているわけです。
 いや、ビートマニアの筐体(特にミニタイプ)は今でも稼働中のところがわりとありますが、あれも1997年くらいですから、すでに10年経っているわけですよね。そう考えると、1995年に見た『ダライアスII』などよりも、はるかにレトロな筐体なわけです。
 つか、町のゲーセンではこれらの大型筐体はかなり負担となる金額を出して購入したのでしょうから、それを回収するために今でもあるのかもしれません(あと、処分するのにも金がかかるというのもあるでしょうし)。実際、やっている人はそれなりに見かけますしね。
 でもこう考えると、町のゲーセンって改めて「時が止まっているなあ」と思うわけです。それは町のゲーセンが簡単に仕入れて、インカムも期待できた格闘ゲーム時代以来。ちょうと2000年あたりから。あの頃からちょうど、ビデオゲームのリリースも激減して、大型筐体タイプのものがゲーセンのメインとなってきました。それと同時に、町のゲーセンはそういったものを仕入れることが出来ずに、そのままゲームの入れ替えも止まってしまったと。だから、私の受ける印象も、その2000年で止まっているのかもしれません。で、そんなゾーンにある前述のレイブレーサーもナイトストライカーなどに比べてあまり古いと思えなくなっているのかも。
 ちなみに私の自転車で15分以内に行けるところでは、マジアカなどの大型筐体は仕入れてないけど、そのような昔ながらのゲームで生きのこっているゲーセンが5つもあります(これでも減った方で、全盛期は9つありましたし)。ま、すべてにおいて時が止まっているのですが(ビデオゲームは入れ替わりますけどね)。しかし立地がいいのか、わりと人が入っています。
 こういった町のゲーセンにとっては苦しい時代でしょうが、頑張って欲しいなと思います。私もたまに行って『ダライアス外伝』とか、『メタルスラッグ』をしていますので。

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