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タッチパネルがついているハードというのは、その強度問題故に任天堂しか出せなかったのかもしれない

 仕事がなんとなく収束しそうなので、休憩時間に積みゲーしてあった『リズム天国ゴールド』やるくらいの時間はできました。
 リズム天国ゴールド
 そういえば、任天堂のこの手のソフトには珍しくサントラも出るらしいですね。もうすぐクラブニンテンドーで申し込んだタッチジェネレーションの新サントラも届くと思うので、そっちといっしょに楽しもうかなと思います。
 リズム天国ゴールド オリジナルサウンドトラック
 さて、このゲームをやっていて、DSについて思ったことを今日は書きます。
 このゲーム、主にはタッチペンでタッチパネルに触れたり叩いたりはじいたりしてリズムをとって楽しむのですが、プレイしていた方はご存じの通り、リズムをとっているとかなり強くタッチパネルを叩くこともあります。しかし、多少の傷はついても(それが気になるならシート買うしかないかな)、壊れる気配はありません。まあ当然です。ゲームをプレイして壊れたら困りますし。ただ、考えてみればこれはけっこうすごいことなのではないかと。だって、この手のタッチパネルって壊れないまでも、押しすぎて一部の画像表示が変になったりしやすいですよね。それなのに、あまり気を遣わなくてもその気配はありません(もちろん過度にやったり、故意にやったりすれば壊れるでしょうが)。
 これは、昔から任天堂ハードに言われる「頑丈さ」の伝統を、タッチパネルでも守っているからなのかなと思えるのですよね。あの、ゲームボーイを床に落としてチェックした、結果として湾岸戦争で爆撃を受けても動いたというやつです。これは同社が子供向けを考慮して作っているために、この頑丈さを求められたということです。そしてDSも、子供が気を遣わずにタッチパネルをバシバシ叩いても、ちゃんと動くように作ってあるのかなと。
 しかしPSPは高度な画像や音声を重視するための精密な作りとなっているので、リズム天国ゴールドみたいなのと同じような衝撃を与え続けたら、なんか壊れそうな気がしてしまいます。また、携帯でタッチパネルがついているもの(たとえばウィルコムのW3とか)も、あまり子供に使わせたくはないなあと思います。そもそもこっちのハードって、やや年齢層が高めからになりますし、そこまで頑丈にするよりは性能や軽量をとったとも言えます。
 そう考えると、他のメーカーのハードではタッチパネルというものはひょっとしたら向いておらず、その求められる頑丈さ故に任天堂しかできなかったのではないかと思うのですよね。一時期、PSPの新型にタッチパネルがつくなんて噂がありましたが、SCEもそんなことは設計段階からするつもりはなかったのではないかと思います。
 もしかしたら任天堂はDSを出す前、かなりタッチパネルの強度、及び底に触れる振動がおよぼす本体への影響についても研究したのかなと思います。それで今のようにやや激しめに触っても大丈夫なところまで強度をあげてきたのでしょうね。
 さて、今度出るDSiにはいろいろ新機能(カメラ、SDメモリ)がつきますが、それはちゃんと今までのDSと同じように使っても壊れないのか、注目したいと思います。もしかしたら世の中で一番頑丈なデジタルカメラor音楽プレイヤーが生まれるかもしれませんし。

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