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夏祭りの屋台とゲームの思い出

 そろそろ夏祭りの季節です。とはいってもコミケではありません。本物の寺社仏閣などでやる祭りの方です。
 さて、ここには子供の頃よく行っていたという方は多いと思います。もちろんその目的は神仏を拝むのが主目的だったという子供は少なく、多くは祭りのイベント、特には屋台が目的だったでしょう。あの、微妙に高くて味はそれなりなものが多いのに、祭りの雰囲気補正で値段も味も十分許せてしまう場合が多いのですよね。まあ「海の家効果」とでも言うのかなと。
 さて、食べ物だけではなく、子供にとっては数々のゲームの類、例えば手作りパチンコでソースせんべいのボーナスとか、金魚すくい、ヨーヨーつり、スーパーボールすくい、くじ引き、ひも引き等々も楽しみのひとつだったでしょう。
 さて、ここで私たちの年代で一番高価なものは、ファミコンでした、ソフトはもちろんのこと、ハードが箱ごとひも引きの中でつるされていることもあったのですね。あと、これみよがしに、くじの景品としてゲームハードが置いてあったこともありました。
 ただ、ある程度の方には予想が付いているように、そして経験したように、それが当たることはまずないのですよね。ま、あれは当たりが存在しないくじだったのではと。たしかに、100円であんな1万円以上もってかれたら、商売になりませんからね。たいてい当たるのは、駄菓子屋のおまけとか、何故か雑誌の付録とか(で、そういうのに『ファミコンロッキー』系のマンガが載ってたり)。あ、でも私ではありませんが、1回ゲームソフトが当たった人を見たことありましたね。まあおそらくワゴンタイトルですが。そういえば、いっぺん、どっかの子供が全額を使って店のくじを買い占めて、当たりがあるかどうか確認したという伝説がありますが、いろいろな意味でそれをやってはいけないのではと。
 まあ、あそこから社会や経済を学び始めたと思えば、ある意味安い授業料ですね。特にうまい話はないというあたり。とはいえ、子供の時からそういったものが当たるとは思っていなかったような気がします。せいぜいちょっとした玩具が当たればいいや程度に思っていたような。
 でも、この屋台にあるこういったゲーム&ゲームソフトって、時代を反映していますね。私の頃は、前述のようにファミコンとかそのソフト(スーパーマリオとか)、ディスクシステムなど。そしてそのあとにはゲームボーイやポケモンも見たことあったような気がします。その後数年は行ってないのでわからないのですが、きっとPSとかが置かれていた時期もあったでしょうね。
 ちなみに最近通りかかった祭りの屋台では、何かの商品に入手困難なころのDSやPS3が置いてあったのですが、それはいくらなんでも釣り針がでかすぎると思います。せいぜいソフト程度にしておいてください。
 屋台も昔と変わらないように見えて、こういったところで世相を反映しているのだなと今になって感じます。さて、今年の夏に置かれるのは、WiiでしょうかPSPでしょうか、そしてそれを狙ってやる子供達を温かい目で見守ってください。

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