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スクエニからスターオーシャンシリーズのサントラが出たことによる期待

1月30日に、スクウェアエニックスより『スターオーシャン1 ファーストディパーチャー オリジナル・サウンドトラック』が発売されました。
【PSP版】スターオーシャン1 ファーストディパーチャー オリジナル・サウンドトラック(DVD付)

今、最も多くゲームサントラをリリースしていると思われるスクエニから、自社のRPGタイトルのサントラが出た。ということですが、これはかなり大きな出来事のようにも思えます。というのは、この『スターオーシャン』というタイトルが、旧エニックス系のタイトルだからです。

ゲームサントラを集めている人の中には、スクウェアエニックスから出ているサントラについて、ひとつの特徴があるのに気付いている方は多いと思われます。それはスクエニなのに、旧スクウェア系ゲームのゲームがメインで、旧エニックス系のサントラが出ていないということ。実際、『ドラゴンクエスト』シリーズのサントラは最近でもアニプレックスメインで出ておりますし。同社の『少年ガンガン』などの連載作がゲーム化された時も、スクエニからサントラが出ることはありませんでした。この『スターオーシャン』シリーズも、ティーム・エンタテイメントからのリリースでした(たしかに『プロジェクト・シルフィード』も旧エニックス系と言えなくはないですが、これはオリジナルとして考えた方がよさそうな気がします)。
しかし、この状況を私は常々勿体ないと思っておりました。というのは、最近のスクエニでは、旧スクウェア系で廃盤となってプレミアがついていた名作CDをかなり復刻していたからです。代表的なもので『ファイナルファンタジータクティクス』『アインハンダー』などがありますね。続編がリリースされたFFTはともかく、いい音楽ではあれ単発だった後者が出るとは思っていませんでした。(次は『トレジャーハンターG』と勝手に期待してみよう。でも制作はStingだからちょいと難しいかな)

さらに、iTunesでのリリースにも積極的で、全メーカーで一番ゲーム音楽をリリースしております(ゲームではないけど、iTunesオリジナルもあり)。

 

このようにゲーム音楽のリリースに積極的なスクエニですが、旧エニックスゲームのサントラは全く出てきません。しかし、旧エニックス時代のサントラというのは今でも他社からリリースされてわりと簡単に見かけることができるドラクエ以外でも名作が多いのですね。代表的なのはクインテット制作の『アクトレイザー』『ソウルブレイダー』『ガイア幻想記』等、そして私の中でも歴代ベスト10に必ず入る『天地創造』。それに『ワンダープロジェクトJ』『ワンダープロジェクトJ2』なども今でも人気が高いです(ただしここの制作元、もうないんですよね……)。

しかし、どれもが市場に出回っていないため、とんでもないプレミアがついているものも存在します(というか出たのはほぼ全部プレミアついているような)。

そこで、スクエニがそういうのを出してくれたら嬉しいのになとずっと思っていたのですが、前述のように今まで旧エニックス系は出ることがありませんでした。しかし今回『スターオーシャン』のリリースで、その芽がわずかに出てきたような気もするのです。
たしかに版権問題は難しいでしょうが、『アクトレイザー』がバーチャルコンソールで出ている昨今、可能性はあると思います。というわけで、スクエニには今までの旧スクウェア作品みたいに、そういった復刻、もしくは新規リリースをどんどんしていただきたいなと願ってしまいます。

私的にはとにもかくにも『天地創造』のサントラ完全版ですな。これのためにこのブログをやっていると半分は本気で言えますので。

 

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