スポンサーリンク

キミは竹本泉キャラデザの『ついんくいっくす』を知っているか?!

こちらを見て、急に思い出したゲームがありました。

福岡・黒崎に楽園を見た!「ゲームセンター・フレンド」に設置されているレトロゲーム特集 | みぐぞうの後ろ向き日記

それは『ついんくいっくす』。

 

なんだそれ、と思った方も多いでしょう。それはそうです。だってリリースされなかったのですから。

 

このゲームはタイトーから過去の名作『クイックス』のリメイク版として出される予定のものとして、JAMMAショーにまで出品されました。しかし、ロケテストでのインカムがあまりよくなかったらしく販売中止となってしまいます。まあおそらく、『ヴォルフィード』を竹本キャラにしただけだったからだと思いますが。あとやっぱり当時のゲーセンはやや硬派だったので、竹本キャラでやるのは恥ずかしかったのかも。(追記:あと当時ゲーセンにはクイックスタイプのゲームとしてカネコの『ギャルズパニック』シリーズがすでにあったのですよね。ちなみにこっちは脱ぐので、そこでも差がついてしまったのかもしれません)。

当時の「アスキーコミック」でも、竹本さんが目次の作者コメントでこのことに触れてがっくりしていたと書いていました。

 

だけど、なんだか検索するとたまにこのゲームが出てくるんですよね。なんかどうやら海外では『ツインクイックス』が出たらしいです。ただ画面写真を見る限り竹本キャラは姿も形もないので全然別物みたいです(詳細は不明)。

ちなみに同じタイトーの『パズルボブル2』において使われていた曲の一部が、本来こっちで使われていたという噂(そういえばたしかにBGMの途中で「くいっ、くいっ」って言ってるし)。作曲はZUNTATAの中山上等兵さんです。(追記:ご指摘があったので訂正。PB1はKaru.さん単独でしたが、たしかにPB2はKaru.さんと中山上等兵さんの共同でした)

でも、タイトーのパズルゲームも全部当たりってわけでもないのに(「ぽっぷんぽっぷ」ってゲームがあったけど出来はまあねえ……)何で出さなかったのかと今更ながら思います。というのは出せば少なくとも竹本キャラだけでの評価は得られたと思うのですよね。
根拠はあまりないのですが、私と同年代(昭和50年前後生まれ)のアーケードもやるゲーム好きの人は、なんだか竹本泉さんのファンが多いのは気のせいでしょうか?ご本人も昔からかなりのゲーム好きみたいですしし、メガドラ時代からゲームに関わっているし(ゲームアーツの『ゆみみみっくす』とか)、SF好きだから(これは別にいいとして)ゲーマーと通じるところが多いのかも。

 

タイトーメモリーズがまだ出ることがあれば、それのひとつとして入れてほしいなあとか思ったりします。もしくはDSとかでも。
■追記

検索巡回していたら、秋葉原トライアミューズメントタワーに一時期置かれていたという話もあるみたいです。

タイトルとURLをコピーしました