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有名人が参加したゲーム音楽のパターン

この前『キリンジ堀込高樹氏がナムコ時代に参加していた『風のクロノア』の音楽 – ゲームミュージックなブログ』というのを書きましたけど、有名人が実はゲーム音楽を作っていた、ということはわりとあります。ただ、それのパターンは結構違うのですけどね。そんなわけで、ちょっと分けて紹介してゆきましょう。

有名人が有名であるが故にゲーム音楽を製作した場合

これは大勢います。ドラクエのすぎやまこういち氏をはじめ、ソニックの中村正人氏(ドリカム)、『ソウルブレイダー』のタケカワユキヒデ氏(元ゴダイゴ)、最近だとFF12の葉加瀬太郎氏もそうでしょうか(まあ一部ですが)。
つまり、その作曲家としての知名度も、ソフトの売りの一部になるという感じですね。
ちなみに音ゲーというかビーマニシリーズを含めると、数がかなりのものになるような気がします。

 

有名人がゲーム会社社員として音楽を製作した場合

これがこの前のキリンジ兄のパターンです。
さて、他にもいるのでしょうが、経歴としてわかっているのは、元電気グルーヴのまりんこと砂原良徳氏。別名YMOカルトキング。ちなみに氏の「ポップコーン」アレンジ(「VITWMIN」に収録)は必聴だと思います。
氏がゲーム会社に在籍していたというのはわりと知られていますが、Wikipediaの項によると、会社はナムコ(札幌)、その後ハイパーメディア時代にメガドライブ版『ギャラクシーフォース』の編曲や、FM-TOWNS版の効果音を担当されたとか。

あと、音楽業界にいた有名人が無名時代にゲーム音楽を製作した場合ってのもありますね。ただ、たいていそう言う場合は名前が出てこないので判明しないことが多々ありますが。
というか、自分でも思い出せないので、項目は設けずに付加パターンとして。

 

ゲーム音楽作曲家が別の分野で有名になった場合

これはちょっとイレギュラーですが、現任天堂の子会社で『ポケットモンスター』の製作ゲームフリークと共同でを行っているクリーチャーズの社長、田中宏和氏が、ゲーム&ウォッチ以来の任天堂ゲームで作曲をされていました
まあ、GMファンにとっては、作曲家としての氏のほうが有名でしょうが、こういうパターンもあるということで。

作曲は『バルーンファイト』、『レッキングクルー』、『メトロイド』、『MOTHER』など。近藤氏たちとともにファミコン時代の任天堂音楽を支えた人です。

 

ゲームでクラシックを使う場合

少し反則ですが、これも有名人の作曲した音楽を使っているわけなのでまあそうかなと。

最後のはともかく、かなり限定的な範囲でのものに見えるゲーム音楽も、現代ではかなり広い範囲で携わっている人が多いってことですね。
逆にゲーム音楽の作曲家と見られる人が、他の分野での作曲を行うことも多々ありますから、そういったものの垣根はかなり低いのかもしれません。何てったって同じ音楽なのですから。

 

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